10代や20代などの若年層でもものもらいになるリスクはありますか?

ものもらいはどの年齢層でも罹患するリスクはあります。

解説

はい、10代や20代などの若年層でもものもらいになるリスクはあります。

ものもらい(麦粒腫)は、まぶたの一部が赤くはれて、しばしば軽度の痛みやかゆみを伴い、どの年齢層にも発症することがあります。これは、まぶたの毛穴や脂腺が細菌に感染することで発生します。
予防には、手を清潔に保つことや、目をこすらないことが重要です。

発症した場合は、抗生剤の点眼薬を用いて治療を行います。難治例やものもらい(麦粒腫)が大きい場合には小さな針で穿刺(針を刺して膿を出す)することもあります。自分で処理をしようとして、汚い手で目をこすったりしないよう注意が必要です。

ものもらいになった際には医療機関を受診して点眼薬を処方してもらいましょう。

公開日

最終更新日

東北大学病院 眼科

山口 知暁 監修

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