前庭神経炎

突然ぐるぐる回るような激しいめまいをきたす病気です。

めまいがよくなった後のふらつきやふわふわした感じが残る可能性が高くなります。

40〜50代の人が発症することが多いです。

体のバランス感覚を司る神経です。

蝸牛神経とは関係がありません。

ぐるぐる回るようなめまい、吐き気、嘔吐などの症状が見られます。

良性発作性頭位めまい症やメニエール病などが考えられます。脳の病気がひそんでいる可能性もあります。

軽くても症状を感じたら早めに受診しましょう。

耳が聞こえなくなることはありません。耳鳴りなどの症状も現れません。

問診の内容や検査の結果などを総合して診断します。

めまいが起きているときの眼の動き方を調べる検査をおもに行います。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診しましょう。

症状を和らげる薬の服用や、無理のない範囲でのリハビリが中心になります。

発症早期は必要に応じて服薬しながら安静に過ごします。めまいが改善したらリハビリを行い、だいたい数週間〜数ヶ月で完治します。

症状が軽くなってきたら、なるべく早いうちから体を動かすようにしましょう。

めまいを和らげる薬や吐き気どめ、ステロイドなどが用いられます。

慢性期のめまい症状にも薬が効果があると言われています。

リハビリが平衡感覚の回復に有効なことがあります。