子供の頭痛の場合、市販薬は飲ませても大丈夫ですか?
子供の頭痛は薬を使わない治療から始めることが原則です。医師に相談しましょう。
診断が下っていない頭痛の場合、安易に市販薬を使用することで受診のタイミングが後ろ倒しになってしまい、適切な検査・介入が遅れてしまうおそれがあります。
また、薬を飲みすぎるとかえって頭痛が悪化してしまうこともあるので、その点においても最初から市販薬に頼ることはおすすめできません。
まずはぜひ医療機関を受診しましょう。
ただし、片頭痛の診断が医師から下っている場合に限っては、用法・用量を守って市販薬を使用してもかまいません。
イブプロフェン(ブルフェン®︎ 5歳以上)やアセトアミノフェン(カロナール®︎)といった、小児の頭痛に対しても比較的よく使われる痛み止めの成分を含むものを、薬剤師のアドバイスを聞いたうえで選ぶとよいでしょう。
子供の体重などによって適切な内服量も変わってきますので、購入時には使用法について薬剤師からきちんと説明を受け、使用の際には定められた用法・用量をしっかり守るようにしてください。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
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(参考文献)
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