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この病気のQ&A : 27件
高血圧
「高血圧」とは、生活習慣病とも呼ばれ、血圧が高い状態が続くと全身の血管が傷つくことで動脈硬化が進んでいき、そのまま動脈硬化を放置しておくことで心筋梗塞や脳卒中といった致命的な病気に発展するおそれがあります。命にかかわる重大な病気にならないためにも、生活習慣の見直しや治療が大切です。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
高血圧について、知りたいことを選択してください
治療について
血圧を下げるサプリメントには効果はありますか?
サプリメントの効果はきわめて限定的です。
血圧の薬を飲むときの注意点や、留意すべき副作用はありますか?
薬の種類によって注意点や副作用はさまざまなので、使っている薬ごとによく確認しましょう。
どのくらいの血圧から治療すべきでしょうか?
140mmHgを超えた時点で治療を考えましょう。
運動はどのようにして行うといいですか?
自分に合ったレベルから始めて、徐々に習慣づけていきましょう。
食事や運動以外に気を付けることはありますか?
減量、節酒、禁煙が重要です。
治療を受けてもなかなか血圧が下がらない場合はどうしたらいいでしょうか?
薬がきちんと飲めているか、食事制限や運動がきちんとできているかを確認し、薬や病気など他の要因を調べるかどうか主治医と相談しましょう。
正しく血圧を測るにはどのようにしたらいいでしょうか?
朝起きてすぐと夜寝る前の2回、安静状態で測りましょう。
薬はずっと飲み続けなくてはいけないのでしょうか?
食事や運動に気を付ければ、徐々に減らしたり中止したりすることが可能です。
副作用が怖いのですが、薬を飲まなくてはいけませんか?
血圧の薬は種類が多く、副作用が出ないものも探せます。
すぐに実践できる、食事で気をつけるべきポイントを教えてください。
塩分を減らし、野菜や海藻、果物やナッツを多めに摂りましょう。
病気について
高血圧の原因は何ですか?
主に食塩の摂りすぎ、肥満、運動不足、ストレス、飲酒、喫煙などの生活習慣が原因になりやすいです。
高血圧とはどのような病気ですか?
血圧の値が正常より高い状態のことです。一般的には血圧の測定値が140/90mmHg以上になると高血圧と診断されます。
そもそも血圧とは何ですか?
血がどれだけ勢いよく体の中を巡っているのか、ということを表しています。
どのくらいの血圧だとよいのでしょうか?
家庭で125/75mmHg未満(病院で130/80mmHg未満)を目指すことが多いですが、他に病気がある場合や年齢によって上下します。
高血圧を放置するとどうなりますか?
全身の血管がボロボロになり、体のあちこちに問題が起こります。
なぜ毎日血圧を測るのでしょうか?
日によって、また朝と晩や血圧は変動するのでその平均をみて血圧の具合を判断するためです。
症状について
受診について
医師向け
Ca拮抗薬の使い方・使い分けは?
降圧、徐拍など効果を意識して使う
利尿薬の使い分けは?(サイアザイド系について)
降圧効果の違いを参考にして使う。
高血圧のリスク層別化はどのようにしますか?
血圧そのものと年齢、性別、脂質異常症、喫煙、糖尿病、脳血管疾患既往、糖尿病、腎不全などの有無で層別化されます。
二次性高血圧を疑う時に確認することは?
いびきなど病歴の確認、甲状腺機機能亢進のほかの症状、アルドステロン亢進にともなう低カリウムなどないか確認
血圧の降圧目標はどのように考えますか?
年齢とリスクの有無で目標が変わります。
ARBの使い分けは?
降圧効果の違いを参考にして、患者の血圧にあわせて使用します。
β遮断薬はどうやって開始している?増量している?
少量から、血圧と脈拍に注意して増量していく。
関連する症状や病気
ユビー病気のQ&Aとは?
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