50代、60代の血圧の正常値はどのくらいですか?
血圧の「正常値」は、年代にかかわらず、収縮期血圧120mmHg未満かつ拡張期血圧80mmHg未満(診察室血圧)と定義されています。50〜60代の「平均値」は、収縮期血圧130mmHg、拡張期血圧75〜80mmHgくらいです。
令和元年国民健康・栄養調査報告によると、各年代の収縮期および拡張期血圧の「平均値」は以下のようになっています。
50代男性の平均値
収縮期血圧が130mmHg、拡張期血圧が80mmHgくらいです。
50代女性の平均値
収縮期血圧が120〜125mmHg、拡張期血圧が75mmHgくらいです。
60代男性の平均値
収縮期血圧が135mmHg、拡張期血圧が80mmHgくらいです。
60代女性の平均値
収縮期血圧が130mmHg、拡張期血圧が75mmHgくらいです。
なお、血圧の「正常値」は年齢にかかわらず定義されています。
病院などで測定する場合(診察室血圧)の正常値
収縮期血圧<120mmHgかつ拡張期血圧<80mmHgです。少なくとも2回以上の異なる機会で測定した血圧で判定します。それぞれの機会で、1~2分の間隔をおいて複数回測定し、安定した値(測定値の差が5mmHg未満を目安)を示した2回の平均値をとります。
家庭で測定する場合(家庭血圧)の正常値
収縮期血圧<115mmHgかつ拡張期血圧<75mmHgです。朝・晩それぞれの測定値7日間(少なくとも5日間)の平均値をとります。
高血圧患者の場合、同じ処方薬を継続して病状が安定していれば、オンライン診療への切り替えを検討しても良いでしょう。ただし、定期的な検査を要したり、併存症との関係で対面診察が望ましい場合もあるため、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。
オンライン診療では、対面受診のように医療機関で待つ必要がなく、仕事やご家庭の都合に合わせやすく、リラックスした環境で診察を受けることができます。また、処方された薬を自宅近くの薬局や郵送で受け取ることもできます。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
高血圧
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。