高血圧症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:8/22/2023
最もあてはまる症状を1つ選択してください
高血圧症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
高血圧症のQ&A
- A.
血がどれだけ勢いよく体の中を巡っているのか、ということを表しています。
- A.
主に食塩の摂りすぎ、肥満、運動不足、ストレス、飲酒、喫煙などの生活習慣が原因になりやすいです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る高血圧を引き起こす原因は、生活習慣や病気、遺伝的な要因などさまざまです。
主には以下のようなことが原因となります。
また多くはありませんが、以下のようなことが原因になることもあります。- 血圧が高くなる薬(一部の漢方薬や鎮痛剤など)
- 睡眠時無呼吸症候群
- ホルモンの異常をきたす疾患(原発性アルドステロン症、甲状腺機能異常、副甲状腺機能異常など)
- A.
全身の血管がボロボロになり、体のあちこちに問題が起こります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血圧が高い状態が続くと、全身の血管が傷つき、動脈硬化が進んでいきます。
動脈硬化を放置しておくと、心筋梗塞や脳卒中など、致命的な病気に発展するおそれがあります。
また、腎臓にも負担がかかるほか、認知症になるリスクも高まります。
命にかかわる重大な病気にならないためにも、高血圧はけっして放置せず、医師の指導を受けてしっかり治療するようにしましょう。 - A.
日によって、また朝と晩や血圧は変動するのでその平均をみて血圧の具合を判断するためです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る高血圧の中でも、朝に血圧が高くなるタイプや、夜に血圧が高くなるタイプなどあります。
その具合をみて薬の内服のタイミングを調整するので、朝や晩に、
また日によって血圧が違うこともあるので、大体の血圧がどれくらいか推測するために毎日測ってもらいます。 - A.
家庭で125/75mmHg未満(病院で130/80mmHg未満)を目指すことが多いですが、他に病気がある場合や年齢によって上下します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る基本は家庭血圧で125/75mmHg未満(病院で130/80mmHg未満mmHg)を目指します。
ただし、75歳以上の高齢者の方はまず140/90mmHg未満(病院で135/85mmHg未満)を目指します。
そして動脈硬化のリスクがあって130/80mmHg未満が望ましい場合であれば個別に判断して130/80mmHg未満への降圧を目指します。 - A.
血圧の値が正常より高い状態のことです。一般的には血圧の測定値が140/90mmHg以上になると高血圧と診断されます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血圧とは、心臓から出た血液が血管を押す圧力のことです。
この血圧が正常よりも高くなっている状態を「高血圧」と言い、一般的には血圧の測定値が140/90mmHg以上になると診断されます。
高血圧の一般的な原因としては、食生活(塩分の濃い食事)をはじめとする生活習慣、ストレス、喫煙、遺伝的な要因などが挙げられます。
高血圧を放置してしまうと、動脈硬化が進行して心臓や脳の病気を引き起こすことがあるため、発覚したらぜひ早めに治療に取り組むようにしましょう。 - A.
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには血圧を上げる効果があります。血圧の高い方は控えめにしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るコーヒーを定期的に飲む習慣がなく、たまにしかコーヒーを飲まない人はカフェインにより血圧が上がります。
ただし、コーヒーは必ずしも血圧に悪いわけではありません。1日にコップ2~3杯のコーヒー(カフェイン量200~300 mg)を飲む習慣は、血圧に影響がないことがわかっています。
もともと高血圧がある人は、コップ3杯/日までのコーヒーなら異常な血圧上昇は起こらないと報告されていますが、普段の血圧をコントロールできていない場合は注意が必要です。
また、コップ4杯/日までのコーヒーは、死亡や心血管病のリスクを下げるという報告もあります。 - A.
基本的には無症状ですが、ときに頭痛や肩こりを感じる方もいます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る高血圧のみによって何か症状が生じることは基本的にはありません。
ただし、血圧が高い時に以下のような症状を感じる方もいます。
また、高血圧を放置してしまうと、心臓や脳の動脈硬化が進行し、狭心症や脳梗塞といった病気につながります。
これらの病気によって、胸の痛みや手足の動かしづらさなどの症状が現れることがあります。 - A.
高血圧には目立った自覚症状はなく、健康診断などで発覚することが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的に、初期の高血圧はめったに自覚症状を伴いません。
そのため、初期の段階では自覚症状から高血圧に気づくことはほぼなく、健康診断などで指摘されて判明する場合がほとんどです。
ただし、病気が進行すると頭痛や動悸などの症状をきたすことがあります。 - A.
上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上で高血圧と診断されます。高血圧は脳卒中や腎不全、心筋梗塞の発症率を高める危険性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る日本では、診察室で測った血圧が140/90mmHg以上、家で測った血圧が135/85mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。
また、高血圧の中でも、180/120mmHg以上の高血圧は脳や心臓、腎臓、血管などに急な障害を起こすことがあり、「高血圧緊急症」と呼ばれます。
高血圧緊急症は以下のような病気を引き起こすことがあるため、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。 - A.
減量、節酒、禁煙が重要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る
肥満の方は減量して適正体重(BMI 22前後)を維持することが重要です。
お酒の飲み過ぎもよくないので、エタノール換算で男性20〜30ml/日、女性10〜20ml/日程度まで飲酒量を抑えましょう。
また、タバコは血圧を上げますので禁煙しましょう。 - A.
朝起きてすぐと夜寝る前の2回、安静状態で測りましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る朝起きて1時間以内と夜寝る前、一日に2回測定します。
1分ほどじっと座るなどして、心身を落ち着けてから測ることが大切です。
トイレは測定前にすませておきましょう。
また、朝食は測定が終わってからとるようにしましょう。 - A.
塩分を減らし、野菜や海藻、果物やナッツを多めに摂りましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る塩分は控えめに
塩分の摂取は一日6g以内に抑えましょう。
カップラーメンや塩焼き、漬物、味噌汁など、味の濃い食事を控えることが重要です。肉よりも魚や野菜を
肉ではなく魚を積極的に食べましょう。
肉を食べるときは、脂身が少ない鶏むね肉などを選ぶといいでしょう。
野菜や海藻、果物やナッツを多めに摂ることも効果的です。
*こうした高血圧改善に効果的な食事は、「DASH食」とも呼ばれます。 - A.
自分に合ったレベルから始めて、徐々に習慣づけていきましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る
有酸素運動(散歩やジョギングなど)を一日30分以上行うことが望ましいです。
時間がとれないときは、階段をなるべく使う・立っているときにつま先立ちをするなど、日常の動作の中で体を動かすようにしてみましょう。
余裕があれば、週に2〜3回くらいの頻度で自分に合った負荷の筋トレを行っていけるとなおいいです。簡単に始めたい人
- 歩くとき、なるべく早く、腕もしっかり動かして歩く
- エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使う
- 立っているときや椅子に座っているときに、ときどきつま先立ちをする
- 一日3回、1分間の片足立ちを左右両方行う
などを日常生活の中に取り入れてみましょう。
「歯磨きのときに片足立ちをする」など、簡単なマイルールを決めると取り組みやすくなります。しっかり始めたい人
- 毎日30~60分ほどウォーキングやジョギングを行う(歩くときは腕も振る)
- 週に2~3日、10回でしんどくなる程度の負荷の筋トレ(腹筋や腕立て伏せなど)を2~3セット行う
などから始めてみましょう。
最初から負荷をかけすぎてしまうと長続きしないため、無理のないレベルから始めていくことが大切です。
筋トレでいうと、一日1種目くらいから始めてみるといいでしょう。
金銭や時間に余裕があるなら、近所のジムに通うのもおすすめです。膝に痛みがあるなど、動くのが難しい人
座った状態で脚をゆっくり曲げ伸ばしする動作(レッグエクステンション)を取り入れてみましょう。
週に2~3日、10回×2~3セットを目安に取り組めるといいでしょう。 - A.
サプリメントの効果はきわめて限定的です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るこれまで報告されているかぎり、血圧を下げるサプリメント類の効果はきわめて限定的です。
サプリメントを飲むだけでは、けっして高血圧に対する十分な対策にはなりません。
食事や運動などの生活習慣を地道に改善し、適切に服薬を行うのがいちばんの対策です。
その場しのぎの手段に頼ることなく、きちんと治療に取り組むことを強くおすすめします。 - A.
140mmHgを超えた時点で治療を考えましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血圧が140mmHgを超えると、適正な血圧のときと比べて、脳や心臓の病気にかかるリスクが約3倍にまで高まります。
140mmHgを超えてしまったら、ぜひとも積極的な治療を考えましょう。
高血圧が原因で亡くなっている人は、実に年間10万人以上にのぼっています。 - A.
薬がきちんと飲めているか、食事制限や運動がきちんとできているかを確認し、薬や病気など他の要因を調べるかどうか主治医と相談しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る2種類以上の薬を使っても血圧がいまいち下がらないといった場合は、まず既定の治療をきちんと実践できているか確認します。
薬をきちんと飲めているか、食事制限や運動がきちんとできているかを、あらためて振り返ってみましょう。
またそのうえで、主治医の先生と相談して、以下の点を確認・検討してもらいましょう。- 血圧が高くなるような薬を飲んでいないかの可能性がないか(甘草、NSAIDsと呼ばれる鎮痛薬、ステロイド、エリスロポエチン、エストロゲン、抗うつ薬、抗体VEGF抗体、シクロスポリン、タクロリムスなど)
- 睡眠時無呼吸症候群やホルモンの異常など、他の病気がないか
- A.
食事や運動に気を付ければ、徐々に減らしたり中止したりすることが可能です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る生活習慣を改善することで薬は減らしていけますし、最終的にやめられる可能性もあります。
ただし、季節の変わり目など、タイミングによって服薬の再開が必要になる場合もあるので、経過観察は怠らないようにしましょう。 - A.
血圧の薬は種類が多く、副作用が出ないものも探せます。
解説副作用は必ず出るものではありません。
また、万が一副作用が出てしまっても、薬を変えることで対応できます。
血圧を高いまま放置して、心臓や脳の病気になってしまうほうがよほど危険です。
かかりつけ医の指導に従って、ぜひ薬は飲むようにしましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る - A.
薬の種類によって注意点や副作用はさまざまなので、使っている薬ごとによく確認しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るCa拮抗薬の注意点
柑橘系の果物と摂取すると薬の効きが増強されるので、同時に摂取してはいけません。
Ca拮抗薬の副作用
血圧が下がることによるふらつきや動悸、頭痛、ほてり感、むくみ、歯肉肥厚、便秘などが見られることがあります。
ARB/ACE阻害薬の注意点
妊娠中は飲むことができません。
ARB/ACE阻害薬の副作用
空咳が出ることがあります。
また稀ですが、瞼や唇の腫れが生じる(血管性浮腫)ことがあります。利尿薬の注意点
柑橘系の果物と摂取すると薬の効きが増強されるので、同時に摂取してはいけません。
利尿薬の副作用
脱水による喉の乾きが見られることがあります。
また、吐き気、食欲不振、下痢が生じる場合もがあります。
稀ですが、めまい、頭痛、聴覚障害が見られることもあります。 - A.
カルシウム拮抗薬や、ARB・ACE阻害薬、利尿薬などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る血圧を下げる薬として現在使用されている主な薬には、以下のものがあります。
カルシウム拮抗薬
血管を広げ、血圧を下げます。柑橘系を摂っていると薬の効き目が強くなることがあり、注意が必要です。
- アムロジピンなど
レニン-アンジオテンシン系阻害薬
血圧を調節するホルモンであるレニン、アンジオテンシンの体内作用経路を阻害して血圧を下げる薬剤です。ARBやACE阻害薬などと言われています。
- ARB:オルメサルタンなど
- ACE阻害薬:エナラプリルなど
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬
血圧と関わる塩分を司るホルモンに効く薬です。
特に心臓が悪い方や、糖尿病で腎臓が悪い方などに使われることがあります。
カリウムというミネラルが高くなりすぎることがあるため、注意が必要です。- エサキセレノンなど
利尿薬
排尿を促し、血中の水分や塩分量を減らすことで血圧を下げる薬なので脱水に注意が必要です。
- サイアザイド系:トリクロルメチアジド
- ループ利尿薬:フロセミド
β遮断薬
心臓の働きを休めることで血圧を下げます。特に心臓が悪い方に使うと長期的に良い効果があります。
- ビソプロロールなど
ほかに、妊娠中など病態によりα遮断薬(メチルドパ)といった血管を広げることで血圧を下げる薬などが使われることもあります。
- A.
血圧の測定値が140/90mmHg以上の方や、健康診断などで高血圧が発覚した方は、医療機関を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る自宅などで血圧を測定して数値が140/90mmHg以上だった場合や、健康診断で高血圧を指摘された場合は、早めに受診するようにしましょう。
早いうちに受診して治療に取り組むことで、高血圧の完治はより容易になりますし、合併症の効果的な予防にもつながります。 - A.
基本的には内科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る高血圧は一般的な病気であり、内科であれば診療が可能です。
ただし、以下のように高血圧の他に合併症がある場合や、高血圧の原因となる病気が他にある場合は、その病気の診療科で一緒に診てもらうようにしましょう。- 心臓の病気がある場合:循環器内科
- 脳の病気がある場合:脳神経内科や脳神経外科
- ホルモンの病気がある場合:内分泌内科
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 循環器内科