胸が痛い

首からお腹の上までのいわゆる「胸」が、全体的ないし部分的に痛むことを指します。

左胸が痛む場合に心疾患の疑いがより高まることはありますが、左右差だけで原因を特定することは難しいです。

ストレスや自律神経の乱れ等が原因で胸の痛みを引き起こすことがあります。

筋肉痛などに伴う症状の可能性も考えられます。

可能性は低いです。

内臓の病気や骨や筋肉の病気、皮膚の病気など考えられる原因はさまざまです。心因性の場合もあります。

心臓や血管、肺などの病気には、食生活や運動の習慣、喫煙習慣等の生活習慣が大きく関わります。

特に生活習慣病や喫煙習慣のある方では心筋梗塞を疑うことがあります。近年では若い方の発症も増えており注意が必要です。

高血圧などの生活習慣病がある方や高齢の方などは大動脈解離になりやすく、可能性があると言えます。

生活習慣病がある方や喫煙者等では特に注意が必要です。締め付けられるような痛みが典型的です。

若くて細身の男性の場合、自然気胸の可能性があります。怪我や喫煙が原因で気胸になることもあります。

熱や咳に伴う筋骨格系の痛み、肺炎、胸膜炎、心筋炎等から、胸の痛みを生じることがあります。

怪我をして痛めた場合、可能性は十分あります。また、骨粗しょう症や骨へのがんの転移等も病的な骨折の原因となります。

乳がんで胸の痛みが出ることはほとんどありません。

骨や筋肉の痛みや胸膜炎、心膜炎、肺の病気などがあります。

新型コロナウイルス感染に伴う肺炎などにより生じる可能性があります。

激しい痛みがある場合、危険な疾患が隠れている可能性があるので、すぐに受診しましょう。

いつから、どんな痛みが、どのくらいの時間生じるのか等、できるだけ具体的に話してみましょう。一見関係なさそうなことも話してみてください。

痛みが強い場合には救急科を、それ以外の場合には内科（できればまず循環器内科）を受診しましょう。

じっとしていられないほど痛む、症状が続く、痛みがどんどん強くなる場合などは受診する必要があります。

内科を受診してください。

過食や偏食、運動不足、喫煙などの生活習慣を改善して、動脈硬化を予防することが大切です。

思わぬ病気が隠れていたり、一度治療した病気が再発している可能性があるため、直ちに医療機関を受診しましょう。

原因によって有効な薬は異なります。鎮痛剤を使うとかえって悪化するケースもあるため、まずは一度受診しましょう。

怪我などのきっかけがある筋骨格系の痛みに対しては有効な場合があります。

原因が狭心症であった場合、ニトログリセリンで改善することがあります。