胸が痛い場合、食事や運動など、日常生活の中でできる対策はありますか?
過食や偏食、運動不足、喫煙などの生活習慣を改善して、動脈硬化を予防することが大切です。
原因となる疾患によって、有効な対策は変わってきます。
心血管疾患(心筋梗塞や狭心症、大動脈解離等)
動脈硬化を予防するために、日常的な生活習慣の改善に努めましょう。
バランスのよい食事を心がけ、日常的に適度な運動を行い、日頃から十分な睡眠をとることが大切です。
喫煙習慣のある方は禁煙に取り組み、お酒を飲まれる方は過度の飲酒を避けるようにしましょう。
肺疾患(気胸、肺炎等)
肺への負担をなくすため、喫煙の習慣がある方は禁煙に努めることが大切です。
また、ワクチン接種は定期的に受けるようにし、肺炎などに発展しやすい感染症(肺炎球菌やインフルエンザワクチンなど)にかかりにくい状態にしておきましょう。
消化器疾患(胃・食道炎、潰瘍など)
過度のアルコールや刺激物の摂取、暴飲暴食などを避け、消化器に負担をかけないことが大切です。
また、ストレスも症状を悪化させるため、なるべく避けることが望ましいです。
医療機関で処方された痛み止め(NSAIDs)は、きちんと定められた通りに飲むようにしましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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