いびきが大きい
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/26
「いびきが大きい」がどの病気に関連するかAIでチェックする
いびきが大きいという症状について「ユビー」でわかること
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「いびきが大きい」はどんな症状ですか?
いびきが大きいとは
「いびきが大きい」に関連する主の病気には、睡眠障害(不眠症)、高血圧症、片頭痛などがあります。
「いびきが大きい」のQ&A
- A.
喉の筋肉が通常よりも緩むことが原因です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る喉の空間は口蓋、喉、舌の筋肉で支えられています。睡眠が深くなるにつれ、それらの筋肉は緩みやすくなり、空気の通り道が狭くなります。疲れている時には筋肉が余計に緩みやすくなるため、空気の通り道もより狭くなり、結果として普段よりいびきをかきやすくなります。
- A.
太っている、顎が小さい、高齢などの特徴があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいびきは呼吸の際に空気が狭い喉を通過し、喉や分泌物を振動させるために発生します。そのため、以下の特徴があって喉が狭い傾向にある人はいびきをかきやすいです。
- 肥満
- 高齢
- 下顎が小さい
- 下顎が後退している
- 上顎が前に出ている
- 扁桃が大きい
また、鼻の病気をお持ちの方は鼻の空間が狭いため、いびきをかきやすいです。例えば以下のような病気があります。
- A.
飲酒や肥満、ストレス、睡眠薬などによっていびきをかきやすくなります。また、喉や鼻の病気が原因となる場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいびきは呼吸の通り道が狭くなって生じます。原因には一過性のものと習慣的なものがあります。習慣的ないびきは、喉や鼻の病気が原因となることもあります。
一過性のいびきの原因
飲酒、疲労、睡眠薬の内服
習慣的ないびきの原因
肥満
お腹まわりだけでなく、首の周りにも脂肪がつきます。気道の周囲にも脂肪組織がつくことで空気の通り道が狭くなりいびきがおこります。
特に首が太くて短い肥満体型の方はいびきをかきやすいです。喉の病気
気道の喉から口にかけてのところで、体の組織が肥大する口蓋扁桃肥大、アデノイド肥大といった病気によって、空気の通り道がせまくなり、いびきをかきやすくなります。
鼻の病気
気道の中でも出口にあたる鼻がアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻茸などの病気で、空気の通りが悪くなりいびきをかきやすくなります。
顎の病気
顎が小さいことで気道が狭くなる小下顎症や、顎の位置が正常より後ろにあることで気道が狭くなる下顎後退といった病気があります。
- A.
いびきとは睡眠時の呼吸による雑音のことです。いびきによって睡眠の質が下がると、日中の集中力の低下などを引き起こす可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「いびき」について
いびきとは、寝ている時に生じる異常な呼吸音のことを言います。空気が喉を通る時に、喉そのもの、もしくは喉にある分泌物が振動することで音が生じます。いびきの多くは息を吸う時に起こりますが、程度がひどくなると吐く時にも生じます。
なお、いびきは睡眠中に生じるため、患者本人が自覚しにくいという特徴があります。いびきに伴う症状
いびきに伴う睡眠の質の低下は、以下のような症状を引き起こします。
- A.
マウスピースの装着や生活習慣の改善で対策できる可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る女性は男性よりいびきをかきにくいですが、いびき対策は男性と女性で同様です。寝ている時に舌の根元が落ち込まないようにするためにマウスピースを装着することや、睡眠不足や飲酒などいびきをかきやすくなる生活習慣の改善などが有効です。
- A.
横向きで寝る、マウスピースを装着する、といった軽い対策で予防できる場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいびきを防止するには、寝ている時に喉の空間がなるべく狭くならないようにする必要があります。寝る時に鼻に装着したマスクから空気を送ることで空気の通り道を確保するCPAP治療や、喉や顎の手術などを行うこともありますが、いびきの程度が軽い場合には以下のような対策が有効である場合も多いです。
寝る姿勢を横向きにする
仰向けで寝ていると舌の根元や喉ちんこのあたりが落ち込んで、喉の空間が狭くなりやすいです。そのため、横向きで寝ることで喉の空間を確保し、いびきを防止します。
寝る時にマウスピースを装着する
下顎が後退していると寝ている間に舌の根元が落ち込みやすくなります。マウスピースを装着することで下顎を前方に移動させ、舌の根元を引き上げることで、空気の通り道を広げられます。
- A.
口元の筋肉をトレーニングすることで、いびきを予防できる場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいびきは舌や喉の筋肉が緩み、舌の根元が落ち込むことで生じます。そのため、口元の筋肉をトレーニングすることでいびきの改善が期待できる可能性があります。しかし、その効果についてはまだ明確になっていないことも多いです。
口元の筋肉のトレーニング方法の一つとして、「あいうべ体操」があります。あいうべ体操
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
1〜4を1セットにし、1日30セット程度を毎日続けます。
- A.
口の中にマウスピースを入れるなどで解決することがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいびき治療には以下のようなものがあります。
口腔内装置(スリープスプリント、マウスピース)療法
下顎が後退していると寝ている間に舌の根元が落ち込みやすくなります。マウスピースを装着することで下顎を前方に移動させ、舌の根元を引き上げることで、空気の通り道を広げることができます。
CPAP治療
寝る時に鼻に装着したマスクから空気を送ることで空気の通り道を確保します。
減量
肥満により分厚くなった喉の周囲の組織を減量することでボリュームを落とし、空気の通り道を広げます。
手術
喉や鼻、顎の手術を行うことで寝ている間に喉が狭くなることを防ぎます。
この中でもマウスピースは程度の軽いいびきでも使用することができ、いびきが軽減する可能性があります。マウスピースは歯科口腔外科で作成されることが多いです。 - A.
肥満、飲酒や睡眠不足などの生活習慣などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいくつかの理由から男性は女性よりもいびきをかきやすいと考えられています。
肥満
男性は女性よりも首の周りに脂肪がつきやすいため、空気の通り道が狭くなりいびきをかきやすいです。
喉周りの筋緊張
男性は女性よりも喉の周りの筋肉が緩みやすいです。そのため、男性は寝ている時に喉周りの筋肉が緩み、舌の根元が落ち込みいびきをかきやすいです。
また、飲酒や睡眠不足などの生活習慣がより筋肉の緩む原因となり、いびきをかきやすくなります。 - A.
女性特有の原因としては閉経に伴う女性ホルモンの減少があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る女性は男性よりもいびきをかきにくいですが、年齢とともに女性もいびきをかきやすくなります。原因としては女性ホルモンの影響があります。女性ホルモンは喉を広げる筋肉の活動を高めることができます。そのため、閉経などで女性ホルモンが減少することで、喉の筋肉が緩みいびきをかきやすくなると考えられています。
- A.
息をする時に、喉の空気の通り道の部分が狭くなっていることが原因です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいびきは、睡眠時に生じる喉の狭い箇所を空気が通過し、喉の柔らかい構造物(喉ちんこの周囲や舌の根元の部分など)や分泌物を振るわせることで出現します。睡眠は脳が活発に動いているレム睡眠と脳が休んでいるノンレム睡眠が交互に繰り返され、ノンレム睡眠の際には喉の周りを支えている筋肉が緩むため、さらにいびきをかきやすいです。
- A.
いびきと無呼吸がある場合、睡眠時無呼吸症候群が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一時的ないびきであれば、病気によるものではないことも多いです。しかし、習慣的ないびきでかつ無呼吸を伴うものは、睡眠時無呼吸症候群の一症状である可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群になると、いびきと無呼吸が習慣的に繰り返されることで、寝ている間に低酸素状態となります。これによって日中も眠気のストレスにさらされることになります。そのため、睡眠時無呼吸症候群を放置してしまうと、高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの病気のリスクが高まることになります。
なお、子どもは大人と比べて喉にある扁桃組織が大きいため、そのことが睡眠時無呼吸症候群の原因となることもあります。その場合、手術をすることでいびきの改善が見込めます。 - A.
習慣的ないびきや、日中の眠気を伴うようないびきの場合には、受診を推奨します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る受診が勧められる場合
習慣的にいびきが出ている場合や、いびきに伴って日中も眠気が生じている場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるため、一度医療機関を受診しましょう。
日中の眠気は、仕事の効率の低下や、交通事故などのアクシデントを引き起こす可能性があります。また、睡眠時無呼吸症候群を放置してしまうと、高血圧や脳、心臓の病気のリスクが長期的に高まっていきます。なるべく早めに医療機関を受診し、治療方針などについて相談しましょう。特に受診を要さない場合
一時的ないびきで、日常生活に支障が出ていないようであれば、様子を見てもかまいません。飲酒の習慣がある人は、飲酒を控えるだけでもいびきの改善が見られることもあります。
- A.
耳鼻咽喉科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肥満の他、喉や鼻の病気、顎や舌の形状などがいびきの原因となることも多いため、これらを診療できる耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。その医療機関で睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査が可能かどうか、受診する前に確認しておくとよいでしょう。
かかりつけの内科や小児科がある場合には、まずそちらを受診して相談してみてもかまいません。
いびきが大きいという症状はどんな病気に関連しますか?
いびきが大きいという症状について、医師からのよくある質問
- 寝ているときにいびきをかいていると人に言われたことがありますか?
- お腹だけでなく、全体的に太っていると感じていますか?
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- 息苦しさを感じますか?
- 日中も眠く、うとうとしたりよく仮眠をしたりといった生活が続いていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 耳鼻咽喉科