生理痛が強い
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/04/26
「生理痛が強い」がどの病気に関連するかAIでチェックする
生理痛が強いという症状について「ユビー」でわかること
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「生理痛が強い」はどんな症状ですか?
生理痛が強いとは
「生理痛が強い」に関連する主の病気には、子宮筋腫、月経前症候群(PMS)、機能性月経困難症などがあります。
「生理痛が強い」のQ&A
- A.
生理のたびに強い痛みなどが現れる症状です。日常生活に支障が出るほどの痛みは、月経困難症と呼ばれます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る月経期間中に強い下腹部痛や腰痛などがある場合に、生理痛がひどいと表現します。下腹部痛や腰痛以外に、頭痛、イライラ、吐き気、下痢などの症状が起こることもあり、このような強い症状を伴う場合に月経困難症と呼びます。18~45歳くらいまでの女性の25%以上が月経困難症の症状を持つとされており、特に若年女性において頻度が高いとされています。
- A.
子宮内膜症や子宮奇形が原因となることがありますが、特定の疾患を認めないこともあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る月経困難症は、特定の疾患がない機能性月経困難症と、子宮内膜症などの疾患に伴う器質性月経困難症があります。
機能性月経困難症の原因としては、以下のものが考えられています。- 生まれつき子宮頸管が細い
- 月経時の子宮の過収縮
器質性月経困難症の原因としては、以下の疾患が考えられます。
子宮、卵巣などの疾患、骨盤内の癒着に伴うもの
- 子宮内膜症
- 子宮腺筋症
- 骨盤内炎症性疾患など
主に頸管の狭窄に伴うもの
- 先天子宮奇形
- 後天性頸管狭窄
- A.
月経痛に加え、おなかの張りや吐き気、頭痛、疲労、食欲不振、イライラ、下痢や憂うつなどの症状が見られる場合があります。
- A.
PMSは月経前の症状を指します。月経困難症は月経中に強い症状が生じます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るPMSは、月経前に起こるイライラや抑うつ気分などの精神的症状や頭痛、腹痛などの身体的症状を指し、月経の開始とともに改善します。
月経困難症は、月経直前から月経中にかけて発症し、強い下腹部痛、腰背部痛が主な症状となります。PMSとは発症時期などが異なります。 - A.
産婦人科を受診しましょう。
- A.
生理の症状が普段より強い場合や、日常生活に支障が出る場合は受診をしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る特に、徐々に生理痛が増悪してきている場合や鎮痛剤を内服しても良くならないような痛みの場合には、子宮内膜症などの病気が原因となっている可能性が考えられるため、早めの受診をおすすめします。我慢できる範囲の痛みであっても、生理痛は学校生活、仕事、運動などに少なからず影響します。
産婦人科の受診は抵抗がある方も少なくないと思いますが、我慢せずに積極的に受診または相談してみることをおすすめします。 - A.
鎮痛剤やホルモン剤、漢方薬などを使用することで改善が期待できます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るひどい生理痛に対しては下記のような治療法が考えられます。
鎮痛剤
鎮痛剤をしっかりと内服することで、生理痛の緩和が期待できます。痛みが強くなってから服薬しても効果が出るまでに時間がかかるため、痛くなり始めたら6~8時間の間隔を空けて数日間内服するとよいでしょう。
一方、胃腸障害などの副作用もあるため、鎮痛剤に依存せずに他の治療法も併せて検討するようにしましょう。ホルモン剤
いわゆるピルなどのホルモン剤を内服することで、生理痛の改善が期待できます。また子宮内膜症を認める場合には、進行予防にも有効です。
その他
漢方薬の内服などで生理痛が緩和することもあります。また、内服薬ではなく、子宮内に特殊な器具を留置することで生理痛を緩和する方法もあります。
生理痛が強いという症状はどんな病気に関連しますか?
生理痛が強いという症状について、医師からのよくある質問
- 普段から生理痛が強いと感じますか?
- 心当たりがないのに、1ヶ月で2kg以上体重が減りましたか?
- 生理の出血量や出血期間がおかしいと感じますか?
- お腹だけでなく、全体的に太っていると感じていますか?
- 生理が遅れる、あるいは早まっているということがありますか?
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