アキレス腱が痛む
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/31
「アキレス腱が痛む」がどの病気に関連するかAIでチェックする
アキレス腱が痛むという症状について「ユビー」でわかること
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「アキレス腱が痛む」はどんな症状ですか?
アキレス腱が痛むとは
「アキレス腱が痛む」に関連する主の病気には、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎などがあります。
「アキレス腱が痛む」に関連する症状はありますか?
「アキレス腱が痛む」のQ&A
- A.
けがをした時に「後ろから物がぶつかった」「後ろから蹴られた」ような痛みを感じます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアキレス腱の断裂は、スポーツでの走る動作やジャンプ着地の動作で生じることが多く、断裂した時には「後ろから物がぶつかった」「後ろから蹴られた」ような痛みを感じます。
怪我の直後は痛みのため体重をかけることができず、歩行が困難となることが多いですが、しばらく休むと時間の経過とともに歩行が可能となることもあります。 - A.
アキレス腱に炎症があると、痛みに加えて腫れが起こることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアキレス腱に炎症が生じた場合には、痛みや腫れ、熱感、赤みなどの様々な症状が出ることがあります。また、アキレス腱断裂の場合には、腫れや痛みが強く、歩行が困難になることもあります。
アキレス腱に腫れが生じた場合は、早めに病院を受診し、適切な診断を受けるようにしましょう。 - A.
足首の後ろにあるアキレス腱やその周囲に痛みを感じる症状です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る足首の後ろにあるアキレス腱やその周囲に痛みを感じる症状です。
アキレス腱の炎症
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉からかかとの骨につながっており、歩行や走行時に強い力がかかります。そのため、長時間の運動や過度のストレス、または急激な運動によって炎症を起こすことがあります。アキレス腱が炎症を起こすと、歩行や足首を伸ばす動作によって痛みが生じます。
アキレス腱の断裂
アキレス腱は急激な運動によって断裂することもあります。アキレス腱が断裂すると、足首の動きが制限されるとともに痛みが生じます。放置すると足首の動きの制限や腱の痛みが残り続けてしまう可能性があるため、できるだけ早期の診断と治療が必要です。
- A.
手術を行わずにギプスや装具を用いて治療する保存的治療と、断裂したアキレス腱を縫合する手術による治療があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアキレス腱断裂の治療の方法としては、保存的治療(ギプスや装具で治す方法)と手術(断裂したアキレス腱を縫合する方法)があります。いずれの方法も良好な治療成績が報告されていますが、それぞれに長所・短所があるため、治療法の選択にあたってはは担当の整形外科医師と相談してください。
いずれの方法でも長期のリハビリテーションが必要となり、運動の復帰まで3〜6ヶ月程度かかることが多いです。 - A.
まずは負担になる運動をやめて安静にします。その上で、ストレッチや装具、湿布や注射などを用いた保存的治療を行います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアキレス腱炎の治療としては以下のようなことに取り組みます。
活動の制限
まずはアキレス腱への負担を軽くするために、スポーツや重労働を休んで安静を保ち、日常生活でもなるべく痛みを感じないよう活動を制限します。
痛みが出て間もない場合は2〜3週間程度の安静で改善することが多いですが、経過が長いと改善までに1〜2ヶ月を要することもあります。保存的治療
アキレス腱炎の治療には、リハビリによる足のストレッチング、テーピングや装具(ヒールパッド)の使用、運動後のアイシングも有効です。また、湿布や痛み止めの内服が有効な場合もあります。これらの治療で効果がなければ、痛みのある部位にステロイドなどの注射を行うこともあります。
スポーツをやっている方は、アキレス腱炎から復帰した後は、練習後のアイシング、ストレッチングを欠かさずに行うことが大切です。 - A.
足首のテーピングがアキレス腱への負担を軽減し、痛みを和らげる効果が期待できます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るテーピングを用いた足首の固定・圧迫によりアキレス腱への負担が軽減され、痛みが和らぐ効果が期待できます。
ただし、テーピングは一時的な対症療法です。原因となる疾患を治療するためには正確な診断が必要ですので、痛みが続く場合には整形外科を受診しましょう。また、テーピングを行う場合は、専門医やスポーツトレーナーなどの指導を受け、正しい方法に従うようにしてください。
なお、テーピングだけでなく、靴の中の踵部分にパッドをいれてヒールを高くする装具(ヒールパッド)が有効なこともあります。 - A.
安静にしていても痛みや腫れが引かない場合や、日常生活に支障をきたすような場合には受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような場合には、放置せず早めに受診することをおすすめします。
- 痛みが長期間続く
- 腫れが見られる
- 足首を動かすことが難しい
- 痛みで歩行が難しい
自己判断での治療は症状を悪化させる可能性があるため、医師の指示に従って治療を行うようにしてください。
- A.
整形外科を受診しましょう。
- A.
代表的な疾患として、アキレス腱炎やアキレス腱断裂などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るアキレス腱の痛みを起こす代表的な疾患には、アキレス腱炎やアキレス腱断裂などがあります。
アキレス腱炎
アキレス腱に炎症が起こり痛みを生じます。アキレス腱そのものに炎症が起こる疾患を「アキレス腱炎」と呼び、アキレス腱の周囲の組織に炎症が起こる疾患を「アキレス腱周囲炎」と呼ぶこともあります。これらの区別は困難であることが多く、また治療方針も同様であるため、一括してアキレス腱炎と呼ばれることが多いです。いずれの場合も、運動のしすぎや加齢に伴う腱の変性(腱が傷むこと)が原因と言われています。
アキレス腱断裂
アキレス腱が部分的にもしくは完全に切れることで痛みが生じます。スポーツでの走る動作やジャンプ着地の動作で生じることが多いです。断裂した時の症状は「後ろからものがぶつかったような感じ」「蹴られたような感じ」としばしば表現されます。
その他
踵の骨とアキレス腱が繋がる部位の炎症(踵骨後滑液包炎)によってアキレス腱周囲の痛みが出ることもあります。この病気は痛みの出る部位がアキレス腱炎とは若干異なり、主に踵の骨が痛くなります。
また、ごく稀な疾患として、家族性高コレステロール血症(遺伝的にコレステロールが高い方)に合併して「アキレス腱肥厚」という病気になることがあります。アキレス腱肥厚になると、アキレス腱の周囲にコレステロールが沈着し、しばしばアキレス腱の周囲の腫れと痛みを生じます。
アキレス腱が痛むという症状はどんな病気に関連しますか?
アキレス腱が痛むという症状について、医師からのよくある質問
- これまでに【高尿酸血症】と診断されたことはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科