アキレス腱炎の治療法には何がありますか?
まずは負担になる運動をやめて安静にします。その上で、ストレッチや装具、湿布や注射などを用いた保存的治療を行います。
アキレス腱炎の治療としては以下のようなことに取り組みます。
活動の制限
まずはアキレス腱への負担を軽くするために、スポーツや重労働を休んで安静を保ち、日常生活でもなるべく痛みを感じないよう活動を制限します。
痛みが出て間もない場合は2〜3週間程度の安静で改善することが多いですが、経過が長いと改善までに1〜2ヶ月を要することもあります。
保存的治療
アキレス腱炎の治療には、リハビリによる足のストレッチング、テーピングや装具(ヒールパッド)の使用、運動後のアイシングも有効です。また、湿布や痛み止めの内服が有効な場合もあります。これらの治療で効果がなければ、痛みのある部位にステロイドなどの注射を行うこともあります。
スポーツをやっている方は、アキレス腱炎から復帰した後は、練習後のアイシング、ストレッチングを欠かさずに行うことが大切です。
公開日:
最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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