アキレス腱炎の治療法には何がありますか?
まずは負担になる運動をやめて安静にします。その上で、ストレッチや装具、湿布や注射などを用いた保存的治療を行います。
アキレス腱炎の治療としては以下のようなことに取り組みます。
活動の制限
まずはアキレス腱への負担を軽くするために、スポーツや重労働を休んで安静を保ち、日常生活でもなるべく痛みを感じないよう活動を制限します。
痛みが出て間もない場合は2〜3週間程度の安静で改善することが多いですが、経過が長いと改善までに1〜2ヶ月を要することもあります。
保存的治療
アキレス腱炎の治療には、リハビリによる足のストレッチング、テーピングや装具(ヒールパッド)の使用、運動後のアイシングも有効です。また、湿布や痛み止めの内服が有効な場合もあります。これらの治療で効果がなければ、痛みのある部位にステロイドなどの注射を行うこともあります。
スポーツをやっている方は、アキレス腱炎から復帰した後は、練習後のアイシング、ストレッチングを欠かさずに行うことが大切です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
アキレス腱が痛い
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ