アムロジピンべシル酸塩（ノルバスクⓇ️、アムロジンⓇ️）の副作用を教えてください。
主な副作用として、むくみ、ほてり、めまい、動悸、頭痛、発疹などが報告されています。
アムロジピンべシル酸塩の副作用には、以下のようなものがあります。
主な副作用（0.1～1％未満）
など
重大な副作用
まれではありますが重大な副作用として、次のようなものが報告されています。
劇症肝炎（頻度不明）、肝機能障害、黄疸（0.1％未満）
- 吐き気
- 嘔吐
- 体のだるさ
- 皮膚や白目が黄色くなる
などの症状が見られることがあります。血液検査で、AST、ALT、γ-GTP、ビリルビンの上昇を伴うことがあります。
無顆粒球症（頻度不明）、白血球減少（0.1％未満）、血小板減少（頻度不明）
無顆粒球症や白血球減少により免疫力が低下するため、感染症にかかりやすくなり発熱などが見られることがあります。
血小板減少は、血が止まりにくくなるため、鼻血や歯ぐきからの出血、皮下出血などが見られることがあります。
房室ブロック（0.1％未満）
- 脈が遅くなる
- めまい
- 失神
などが見られることがあります。
横紋筋融解症（頻度不明）
- 筋肉痛
- 手足の力が入らない
- 尿の色が濃い（赤褐色になる）
などの症状が見られることがあります。
このような症状や、気になることがある場合には、医師または薬剤師に相談してください。
また、血圧が下がることにより、めまい、ふらつきなどが現れることがあります。高所作業や、自動車の運転、その他危険を伴う機械の操作など従事している方は、注意が必要です。
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
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