クロチアゼパム（リーゼⓇ）では、どのような副作用がみられますか？
主な副作用として、眠気、ふらつき、体のだるさなどが報告されています。
クロチアゼパム（リーゼⓇ）には以下のような注意点や副作用があります。
使用できない方
急性閉塞隅角緑内障の方には、抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがあるので使用できません。
また、重症筋無力症の方には、筋弛緩作用により、症状を悪化させるおそれがあるので使用できません。
主な副作用
クロチアゼパム（リーゼⓇ）の主な副作用として、以下のようなものが報告されています。
- 眠気（2.78％）
- ふらつき（0.78％）
- 体のだるさ（0.41％）
など
重大な副作用
まれではありますが、重大な副作用として以下のようなものが報告されています。
このような症状や気になることがある場合には、主治医または薬剤師に相談してください。
依存性（頻度不明）
投与の中止や減量の際に、薬への欲求が抑えられない、けいれん、不眠、不安が現れるなどの症状がみられることがあります。
また、投与量の急激な減少や投与の中止によって、けいれん、不眠、不安、手足の震え、幻覚、妄想などの離脱症状が現れることがあります。
肝機能障害、黄疸（いずれも頻度不明）
全身のだるさ、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなるなどの症状がみられることがあります。
頻度の低い副作用
そのほか、0.1～5％未満ですが、以下も報告されています。
など
眠気、めまい、注意力の低下などが起こることがあるので、本剤投与中は自動車の運転や危険を伴う機械の操作などを控えるよう注意してください。
公開日：
最終更新日：
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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