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統合失調症
「統合失調症」とは、認知や感情の機能に異常が起こる、原因不明の病気です。妄想などの陽性症状、意欲低下などの陰性症状と、認知機能障害が見られます。また、初期症状には、音に敏感になる、気分が変わりやすい、眠れないなどがあります。少しでも精神症状が気になる場合は、迷わず精神科に相談しましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
おすすめのQ&A
病気について
「統合失調症」とはどのような病気ですか?
認知や感情の機能に異常が起こり、幻覚や妄想、記憶力や判断力の低下などが見られる病気です。
統合失調症の患者さんに対して、してはいけないことはありますか?
妄想や幻覚を否定しないようにし、話の内容が事実か否かを問いすぎることなく、気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。
統合失調症を放置するとどうなりますか?
激しい妄想が見られ、病気が治りづらくなる場合があります。できる限り早めに受診しましょう。
統合失調症になりやすい人はどのような人ですか?
様々な要因が考えられますが、ストレスを感じやすい人は、統合失調症になりやすいとされています。
統合失調症とうつ病にはどのような違いがありますか?
どちらも無気力や気分の落ち込みが見られますが、統合失調症では幻聴や妄想なども特徴的です。
統合失調症は遺伝しますか?
統合失調症に関係する遺伝子はありますが、発症には環境など他の要因も大きく影響します。
統合失調症の方との接し方はどのようにすればいいですか?
ストレスや環境の変化に弱くなるため、脳の病気であることを理解して見守り、サポートしましょう。
症状について
統合失調症の原因には何がありますか?
妄想などの陽性症状、意欲低下などの陰性症状や、認知機能障害が見られます。原因については解明されていないことも多いです。
統合失調症には初期症状はありますか?
発症の初期では、音に敏感になる、気分が変わりやすい、眠れないなどが見られます。
統合失調症の症状に特徴的な症状はありますか?
人によって様々ですが、妄想や幻覚などの陽性症状と、意欲や感情の減退などの陰性症状が見られます。
統合失調症の方に特徴的な話し方はありますか?
言葉の抑揚が低下するなど、感情表現に乏しくなります。話の内容が支離滅裂になることもあります。
統合失調症をセルフチェックすることはできますか?
セルフチェックのみでは判断できませんが、自己評価ツールなどでどのような症状があるかチェックすることは可能です。また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えることでも統合失調症の可能性をチェックできます。
統合失調症の陽性症状と陰性症状にはどのようなものがありますか?
陽性症状に幻覚や妄想、陰性症状に感情表現や意欲の低下といった症状があります。
統合失調症の方の顔つきに特徴はありますか?顔つきが変わることがありますか?
感情が表に出にくくなって表情の変化が減り、視線を合わせられなくなる特徴があります。
治療について
受診について
薬について
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