統合失調症の幻覚とはどのような症状ですか?
幻聴が最もよくみられます。特に命令したり脅したりする声、笑い声や口笛、などの幻聴を体験します。
統合失調症の幻覚では、幻聴が最もよくみられます。
自分の考える内容が声になって聞こえてきたり、命令したり脅したりする声、問いかけと応答がなされたりという幻聴のこともあれば、笑い声や口笛など、言語的ではない幻聴もあります。
幻聴以外の幻覚としては、味や匂いに関するものがみられます。多くは不快な形をとり、「ガスをまかれた」「食べ物に毒を入れられた」などの被害妄想と結びつくこともあります。
ただし、幻覚があれば必ず統合失調症というわけではありません。統合失調症以外の病気としては、離脱せん妄やレビー小体型認知症に伴う幻視、暗示や解離による幻聴、感覚遮断などによる幻視や幻聴などがあります。
また、強いストレス下では精神疾患を持たない人でも幻覚を体験することがあります。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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