統合失調症の人が攻撃的になるのはなぜですか?
幻聴などの統合失調症の症状が、二次的に攻撃的な行動に繋がることがあります。
統合失調症では、典型的な症状として、妄想(事実とは異なることを確信する)や、幻覚(実際に存在しないものが見えたり声が聞こえる)などの症状が出ます。
このような妄想や幻覚の症状のほか、落ち着きのなさや支離滅裂な言動、精神運動興奮などが現れます。
統合失調症の幻聴(幻覚のひとつ)には、悪口や命令などの被害的な内容のものもあります。
多くの患者さんは幻覚と現実を区別することが困難となるため、幻覚に対抗しようとして攻撃的な行動につながることがあります。
周囲の人たちはそれらが脳の病気であることを理解し、治療に協力することが重要です。
症状が強く出ている場合にはしっかりと休養させ、家族が付き添って受診しましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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