統合失調症の慢性期とはなんですか?
統合失調症の症状が落ち着いている期間のことです。
統合失調症の慢性期は、妄想や幻覚などの陽性症状が落ち着いた状態です。
ほとんど以前の状態まで戻る場合(寛解)もありますが、何かしらの障害を残す場合もあります。
症状や期間などの経過については患者さんによりさまざまです。
慢性期には、注意機能や遂行機能などの認知機能の障害が目立つようになるため、薬物療法以外に、認知/行動療法、リハビリテーション、個別就労支援プログラムなどの心理社会的介入が重要となります。
再発することも多い病気ではありますが、適切な治療を続けていくことにより、社会機能は回復する例もあり、経過が長くなるにつれて症状が安定していく方もいらっしゃいます。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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