統合失調症の妄想症状への対応の仕方を教えてください。
周囲の人は妄想が病気の症状であることを理解し、服薬や受診、休養などの治療に協力することが重要です。
統合失調症の症状は患者さんによりさまざまですが、妄想や幻覚などの症状が出ることが多くあります。
妄想とは、矛盾するような明確な証拠があっても、その考えを確信しているような状態です。
このような陽性症状に対しては、抗精神病薬などの薬物療法を行うことが治療の中心となりますが、心理社会的治療も行われることがあります。
ストレスへの対処や、不快な感情や思考を⽌める⽅法を⾝につけることなどが大切であり、そこには家族や友人などの支援も重要です。
周囲の人たちはそれらが脳の病気であることを理解し、治療に協力することが必要です。
症状が強く出ている場合にはしっかりと休養させ、受診を促すようにしましょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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