統合失調症の人が攻撃的になるのはなぜ?叫んだり人格が変わったりする?
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統合失調症の人が叫んだり、人格が変わったりするのはなぜですか?
統合失調症の人が叫んだり、人格が変わったりするのはなぜですか?
統合失調症の症状による興奮のこともあれば、幻聴との会話によることもあります。
統合失調症の症状のひとつに”精神運動興奮”と呼ばれるものがあり、興奮して叫ぶことがあります。
その他にも、被害妄想に対抗するときや、幻聴と会話するときなどに、興奮して大きな声になることがあります。
人格の変化については、統合失調症の陰性症状(感情平板化、無関心、引きこもり、自発性の低下、受動性など)の影響で、発症前と人が変わったように感じられることがあるかもしれません。
また、陽性症状を治療するための抗精神病薬の副作用で表情が乏しくなり、人格が変わったようにみえる可能性もあります。
統合失調症の人が攻撃的になるのはなぜですか?
統合失調症の人が攻撃的になるのはなぜですか?
幻聴などの統合失調症の症状が、二次的に攻撃的な行動に繋がることがあります。
統合失調症では、典型的な症状として、妄想(事実とは異なることを確信する)や、幻覚(実際に存在しないものが見えたり声が聞こえる)などの症状が出ます。
このような妄想や幻覚の症状のほか、落ち着きのなさや支離滅裂な言動、精神運動興奮などが現れます。
統合失調症の幻聴(幻覚のひとつ)には、悪口や命令などの被害的な内容のものもあります。
多くの患者さんは幻覚と現実を区別することが困難となるため、幻覚に対抗しようとして攻撃的な行動につながることがあります。
周囲の人たちはそれらが脳の病気であることを理解し、治療に協力することが重要です。
症状が強く出ている場合にはしっかりと休養させ、家族が付き添って受診しましょう。
統合失調症によってイライラすることはありますか?
統合失調症によってイライラすることはありますか?
統合失調症の人がイライラしやすいということはあるかもしれませんが、ほかの病気でもよくある症状ですので、イライラしているから統合失調症というわけではありません。
統合失調症の人がイライラすることは珍しくなく、さまざまな要因が関係していると考えられています。
そのなかでも特に重要なのが、病気の再発サインとしてのイライラです。
統合失調症の症状が悪化し始めると、不安やイライラ、気分の落ち込みなどが現れることがあります。
これは、病気が再発しつつある兆候かもしれません。ちょっとしたことでイライラしやすくなったり、気持ちが不安定になったりした場合、早めに対処することが大切です。
また、イライラが続く場合は、本人だけでなく家族や周りの人がその変化に気づき、適切に対応することも重要です。
早めに医師や専門家に相談することで、症状の悪化を防ぎやすくなります。
(参考文献)
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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