統合失調症の消耗期とはなんですか?
陽性症状が出る急性期が過ぎ、陰性症状が強く出る期間です。
”消耗期”よりも”慢性期”もしくは”安定・維持期”と呼ばれることが多いかもしれません。妄想や幻覚などの陽性症状が出る急性期が過ぎて、陰性症状が主体となる期間です。
急性期では激しい陽性症状が出るため、エネルギーを多く使ってしまいます。そのため、急性期が過ぎると疲労感が強くなり、意欲消失や引きこもりなどの陰性症状が出ます。
症状や期間などの経過については患者さんによりさまざまです。
この期間では、気持ちが落ち込みやすくなり、何も手につかないような状態になることもありますが、怠けているわけではありません。しっかりと心と身体を休めることが大切です。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
統合失調症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ