統合失調症と不安障害は併発することはありますか?
統合失調症に不安障害が併発することはありますし、不安障害の診断がつかなくても不安の症状を呈する患者さんはたくさんいらっしゃいます。
統合失調症と不安障害は併発することはあります。
まず、統合失調症の患者さんで不安の症状を持つ方はかなり多く、65%とする研究もあります。
一部の研究によると、統合失調症の人の約38%が、不安障害を持っていると報告されています。
その中でも社交不安障害(SAD)を併発する人の割合が最も高く、約14%にのぼることがわかっています。
社交不安障害(SAD)を持つ統合失調症の人は、そうでない人と比べて、いくつかのリスクが高いことが指摘されています。
まず、自殺を考えたり、試みるリスクが高いことが報告されています。
また、人付き合いが苦手で社会生活に適応しにくい 傾向があり、それが原因で生活の質(QOL)が低くなりやすいと考えられています。
さらに、自己否定感や自尊心の低下が強いことも特徴のひとつです。
これらの理由から、統合失調症の人が社交不安を持っているかどうかを適切に見極めることがとても重要です。
社交不安がある場合は、それに気づき、適切な治療や支援を受けることで、統合失調症の人がよりよい生活を送ることができる可能性があります。
不安の強さや経過は、統合失調症の回復のしやすさに影響を与えるため、不安症状への適切な対応が重要です。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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