ブレクスピプラゾール(レキサルティⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
ブレクスピプラゾールの副作用には、アカシジア、眠気、体重増加などが見られます。
ブレクスピプラゾール(レキサルティⓇ)の主な副作用には、
などがあります。
特にアカシジアは使用初期にみられやすく、不快感を訴える患者さんがいますが、医師の指導のもと、用量調整を行うことで改善が図れることもあります。
また、糖尿病患者さんや高齢者には血糖値の上昇やめまいなどが生じる可能性もあり、定期的な観察が推奨されます。
副作用が強い場合は、医師に相談し、適切な対応を受けることが大切です。
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤服用中の患者さんには自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事しないようにしましょう。
また、まれではありますが、重大な副作用として以下のようなものが報告されています。このような症状や気になることがある場合には、主治医または薬剤師に相談してください。
悪性症候群(0.1%未満)
高熱、汗をかく、ぼーっとする、手足のふるえ、体のこわばり、話しづらい、よだれが出る、飲み込みにくい、脈が速くなる、呼吸数が増える、血圧が上昇する、などの症状が現れ、意識障害、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡することがあります。
遅発性ジスキネジア(0.1%未満)
意思に反して舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動き、意思に反して体が動く、などの症状がみられます。
麻痺性イレウス(頻度不明)
食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満などをきたし、イレウスに移行することがあります。
横紋筋融解症(0.1%未満)
筋肉痛、力が入らない等の症状が認められることがあります。急性腎障害の発症に注意する必要があります。
高血糖(0.6%)・糖尿病性ケトアシドーシス(頻度不明)・糖尿病性昏睡(頻度不明)
高血糖や糖尿病の悪化が現れる場合があります。血糖値の測定を行い、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状が認められた場合には、服用を中止し、主治医に相談しましょう。
その他にも、
- 痙攣(0.1%未満)
- 無顆粒球症(頻度不明)
- 白血球減少(0.2%)
- 肺塞栓(0.1%未満)
- 深部静脈血栓症(0.1%未満)
などが報告されています。
また、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等の症状が認められることがあります。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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