統合失調症の人の妄想症状の原因はなんですか?
主にドパミンやグルタミン酸という脳内神経伝達物質の機能の障害が関連すると考えられています。
統合失調症の原因としては、ドパミン仮説が提唱されてきました。これは、脳内のドパミンという神経伝達物質の機能が亢進していることが原因であるというものです。
特に、妄想などの陽性症状には線条体におけるドパミンの機能亢進が関連しているという説があります。
ただ、それだけでは説明できない病態もあり、研究が進んだ結果、グルタミン酸という神経伝達物質が作用する神経の異常が関連しているという説も考えられています。
このように、統合失調症の妄想症状の原因は、まだ科学的に完全に解明されているわけではありません。持って
また、精神病理学という精神障害の心理的側面を研究する分野では、周囲の何気ない出来事が、自分に特別な意味を持ってくることから起こる、という説明がされています。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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