アフターピル、例えばレボノルゲストレル(ノルレボⓇ)の避妊率(妊娠阻止率)はどれくらいですか?
性交後72時間以内に服用した場合、妊娠阻止率は81.0%と報告されています。
レボノルゲストレル(ノルレボⓇ)は、緊急避妊薬(アフターピル)として用いられるお薬です。性交後72時間以内に服用することで、妊娠を阻止する効果が期待できます。
推定される妊娠数に対して、妊娠を阻止することができる確率を妊娠阻止率と呼びます。
国内で行われた臨床試験では、性交後72時間以内にレボノルゲストレル(ノルレボⓇ)を服用した女性63例のうち、妊娠したのは1例で、妊娠阻止率は81.0%でした。
また、海外で行われた臨床試験では、性交後72時間以内にレボノルゲストレル(ノルレボⓇ)を服用した女性1,198例のうち、妊娠したのは16例で、妊娠阻止率は84%でした。
レボノルゲストレル(ノルレボⓇ)は、あくまで緊急避妊のための薬剤であり、日常的な避妊方法としては推奨されません。
計画的な避妊には、より避妊効果の高い経口避妊薬などの使用が推奨されます。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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