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避妊
「避妊」とは、妊娠を防ぐために排卵、受精、着床のいずれかを阻害する方法です。代表的な避妊法には、コンドームの使用、低用量経口避妊薬の内服、子宮内避妊具の挿入があります。コンドームは性感染症の予防にも有効ですが、使用方法によっては避妊効果が低下することがあります。低用量経口避妊薬は高い避妊効果を持ちますが、飲み忘れに注意が必要です。避妊方法の選択は、医師と相談しながら総合的に判断することが重要です。確実な避妊法を希望する場合は、産婦人科を受診しましょう。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
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低用量ピルに避妊効果はありますか?
一般的には適切に使用することで高い避妊効果が期待できます。
アフターピル(緊急避妊薬)の効果や飲み方を教えてください。
アフターピルは性交渉後72時間以内に内服すると、平均して85%程度の妊娠阻止効果が得られます。
低用量ピルはオンライン診療で処方してもらえますか?
オンライン診療での処方も可能です。
違うピルに変える時の飲みはじめの時期はいつがいいですか?
一般的には、1シート内服を終えたタイミングで次のシートから薬剤を変更します。
ピルは市販薬として薬局で購入できますか?
原則、市販薬として薬局で購入することはできません。
ピルの種類を変えるタイミングはいつがいいですか?
一般的には、1シート内服を終えたら次のシートから薬剤種類を変更します。
(参考文献)
日本産科婦人科学会. 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023. 日本産科婦人科学会. 2023. 低用量経口避妊薬・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン 2020年版. . 髙松 潔ほか. 緊急避妊法の適正使用に関する指針. 日本産科婦人科学会. 2016, , .北脇 城ほか. 低用量経口避妊薬・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬ガイドライン. 日本産科婦人科学会. 2015, , .D.B. Cooper, et al. Oral Contraceptive Pills. NCBI Bookshelf, https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK430882/(参照 2024-11-14)
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