アシクロビル(ゾビラックスⓇ)とバラシクロビル塩酸塩(バルトレックスⓇ)の違いは何ですか?
どちらも抗ウイルス剤ですが、1日の服用回数に違いがあります。
アシクロビル(ゾビラックスⓇ)とバラシクロビル塩酸塩(バルトレックスⓇ)は、ともに抗ウイルス剤に分類されるお薬で、単純疱疹や帯状疱疹などの治療に使用されます。
一方、1日の服用回数には違いがあり、例えば、成人の帯状疱疹の治療としてはアシクロビル(ゾビラックスⓇ)は1日5回、バラシクロビル塩酸塩(バルトレックスⓇ)は1日3回となっています。
この理由として、アシクロビルが消化管から吸収される割合が低いため、効果を発揮するお薬の量を体内で維持するため、頻回に服用する必要があります。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
グラクソ・スミスクライン株式会社.“ゾビラックス錠200 ゾビラックス錠400 ”..https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/340278_6250002F1025_W_19,(参照 2025-06-26).
グラクソ・スミスクライン株式会社.“バルトレックス錠500”..https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/340278_6250019F1020_1_21,(参照 2025-06-26).
古久保 拓.“抗ヘルペスウイルス薬の上手な使い方”..https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsdt/45/2/45_2_126/_pdf,(参照 2025-06-26).
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