ウパダシチニブ水和物(リンヴォックⓇ️)の使用上で警告されていることはありますか?
ウパダシチニブについての調査はしていませんが、他のJKA阻害薬として重症な心疾患、悪性腫瘍(がん)、血栓、死亡リスクがあると発表されました。
JKA阻害薬として重症な心疾患、悪性腫瘍(がん)、血栓、死亡リスクがあると発表されました。ウパダシチニブについては調査はしていませんが、同様のリスクの可能性があるため、警告されています。
なお、ウパダシチニブの添付文書では、重症の感染症や悪性腫瘍の副作用について注意喚起されています。
ウパダシチニブの使用により、結核、肺炎、肺血症、ウイルス感染などの重い感染症が現れたり悪化したりすることが報告されています。また、悪性腫瘍の報告もあることから注意が必要です。
そのため、ウパダシチニブを医師が処方する際は、血液検査や画像検査を行い、そういったリスクがないか事前確認を行ってから処方されます。
感染症による初期症状として、発熱、寒気、痛みを伴う発疹などが見られることがあります。
ウパダシチニブの服用中に体調がすぐれない場合や、気になる症状がある場合は、必ず主治医や薬剤師に相談してください。
公開日:
最終更新日:
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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