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この病気のQ&A : 44件
アトピー性皮膚炎
「アトピー性皮膚炎」とは、かゆみのあるぶつぶつが起こって、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。大人になると、食べ物が原因のアトピーは減り、ダニ、ハウスダスト、花粉などの環境が原因になることが多くなります。 さらに乾燥肌やストレスが原因になることもあるため注意が必要です。
一般内科
宮村 智裕 監修
アトピー性皮膚炎について、知りたいことを選択してください
おすすめのQ&A
アトピー性皮膚炎かどうか知りたいです。痒みが止まらず、食事療法が必要か教えてください。
皮膚が痒くて掻いてしまうことが多く、本当にアトピー性皮膚炎なのか心配です。塗り薬と飲み薬を使っていますが、痒みが治まりません。食事療法が必要か教えてください。甘い物や脂っこい物を控えた方が良いのでしょうか?
30代 / 男性
ご相談いただきありがとうございます。
アトピー性皮膚炎は、皮膚が乾燥しやすく、痒みが強くなることが特徴です。痒みが強くなると無意識に掻いてしまい、皮膚が傷ついてしまうことがあります。これがさらに炎症を引き起こし、痒みが悪化するという悪循環に陥ることがあります。
まず、アトピー性皮膚炎かどうかを確定するためには、専門の皮膚科医による診断が必要です。アトピー性皮膚炎は他の皮膚疾患と症状が似ていることがあるため、自己判断は避けた方が良いでしょう。
痒みが続く場合、以下の点を医療機関で確認することが重要です。
- 現在使用している塗り薬や飲み薬の効果と副作用について
- 他の治療法(例えば、光線療法や免疫抑制剤など)の適用可能性
- 食事療法の必要性と具体的なアドバイス
食事に関しては、甘い物や脂っこい物がアトピー性皮膚炎の症状を悪化させることがあると言われています。特に、加工食品や高糖質の食品は炎症を引き起こしやすいです。バランスの取れた食事を心がけることが大切ですが、具体的な食事療法については医師や栄養士に相談するのが良いでしょう。 また、重篤な疾患を示唆する兆候として、皮膚の広範囲にわたる赤みや腫れ、発熱、リンパ節の腫れなどがある場合は、すぐに医療機関を受診することが重要です。これらの症状は感染症や他の重篤な皮膚疾患の可能性があるため、早期の診断と治療が必要です。
まとめ
アトピー性皮膚炎かどうかを確定するためには、皮膚科医の診断が必要です。現在の治療法の効果や副作用、他の治療法の可能性、食事療法の必要性について医療機関で確認してください。重篤な症状が現れた場合は、すぐに受診することが重要です。 お近くの皮膚科は、こちらから検索できますのでご活用ください。
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病気について
アトピー性皮膚炎とはどのような病気ですか?
かゆみのあるぶつぶつが起こって、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
どのような人がアトピー性皮膚炎になりやすいですか?原因はありますか?
「アトピー素因」を持つ人がなりやすいです。
アトピー性皮膚炎は、何歳くらいで発症しますか?
乳幼児期・小児期に発症することが多いです。
アトピー性皮膚炎は、子どもの頃に発症しなければ、大人になってから発症することはないですか?
大人になってから発症することもあります。
アトピー性皮膚炎は遺伝する病気ですか?
遺伝的な要素も発症に関係しています。
アトピー性皮膚炎を放置するとどうなりますか?
かゆみが強まったり湿疹の範囲が広がったりして、生活の質が低下していきます。合併症を起こす可能性も高まります。
アトピー性皮膚炎に合併しやすい病気はありますか?
喘息や鼻炎などの他のアレルギーや、掻きすぎた箇所の感染症などを合併します。
アトピー性皮膚炎を悪化させる食べ物はありますか?
特定の食べ物による悪化の関与が確認されていない場合、食事を除去することは有用ではありません。
大人になってからアトピー性皮膚炎になることはありますか?
一般的には乳幼児・小児期に発症しますが、頻度は低いものの、思春期や成人になってから発症する場合もあります。
アレルギー性皮膚炎とアトピー性皮膚炎の違いは何ですか?
アトピー性皮膚炎は代表的なアレルギー疾患のひとつとされていますが、アレルギー性皮膚炎と同義語ではありません。
症状について
受診について
診断について
検査について
治療について
アトピー性皮膚炎では、一般的にどのような治療を行いますか?
保湿を中心としたスキンケアや、ステロイド外用薬を使った薬物療法などを行います。
アトピー性皮膚炎の治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
薬や保湿で症状を軽減しつつ、薬が必要なくなるレベルまで症状を抑えることが目標です。
アトピー性皮膚炎の治療中に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
かゆい部位への刺激を避け、皮膚の清潔を保つことで、かゆみを生じないようにすることが大切です。
アトピー性皮膚炎では民間療法は有効ですか?
科学的根拠のある民間療法はありません。
体質改善をすることで、大人でもアトピー性皮膚炎を治すことはできますか?
体質改善を目指した漢方療法は、外用剤や内服剤などの治療で効果が得られないときに行われる場合があります。
アトピー性皮膚炎ではどのような塗り薬を使用しますか?
塗り薬であるステロイド外用薬は治療の基本であり、スキンケア外用薬の使用も推奨されます。また、ステロイドとは異なる新しい機序の塗り薬も発売されています。
アトピー性皮膚炎に治る前兆はありますか?
現時点で、アトピー性皮膚炎が治る前兆についての明らかな報告はありません。
薬について
アトピー性皮膚炎は、飲み薬で治療することはできますか?
補助的に飲み薬を用いるなどの選択肢がありますが、塗り薬が一般的です。
アトピー性皮膚炎では、皮膚の赤みが消えたら、薬はやめてもいいですか?
症状のぶり返しを抑えるために、塗り薬は続けましょう。
アトピー性皮膚炎がなかなか治らない、ステロイド外用薬が効かない場合はどうしたらいいですか?
別の塗り薬を使う選択肢があります。
ステロイド外用薬には怖い副作用があると聞きましたが、本当ですか?
適切に使用すれば、全身での副作用は通常起こりません。
ウパダシチニブ水和物(リンヴォックⓇ️)の添付文書にはどのような記載がありますか?
添付文書には、ウパダシチニブの対象となる病気の種類や服用方法、使用上の注意、副作用などが記載されています。
ウパダシチニブ水和物(リンヴォックⓇ️)はアトピーに効果がありますか?
はい。アトピー性皮膚炎の発症に関わるヤヌスキナーゼ(JAK)という酵素を阻害して、アトピーの症状を改善します。
ウパダシチニブ水和物(リンヴォックⓇ️)の副作用にはどのようなものがありますか?
主な副作用として吐き気、嘔吐、腹痛、発熱、痛みを伴う発疹などがあります。気になる場合は医師に相談してください。
ウパダシチニブ水和物(リンヴォックⓇ️)の使用上で警告されていることはありますか?
ウパダシチニブについての調査はしていませんが、他のJKA阻害薬として重症な心疾患、悪性腫瘍(がん)、血栓、死亡リスクがあると発表されました。
ウパダシチニブ水和物(リンヴォックⓇ️)の薬価はいくらですか?
リンヴォックⓇ️錠の1錠あたりの薬価は、15mg錠で4,325.8円、30mg錠で6,249円となっています。
アトピー性皮膚炎には、どの市販薬が有効ですか?
薬物療法の基本となるステロイド外用剤の一部やスキンケア外用薬は、一般用医薬品として販売されています。
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)の添付文書にはどのような記載がありますか?
注射器の種類や成分量、対象となる病気の種類、投与方法、使用上の注意、副作用などが記載されています。
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)はアトピーに効果がありますか?
アトピー性皮膚炎の炎症の原因物質(IL-4/IL-13)の働きを抑えることにより、症状を改善します。
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)の副作用にはどのようなものがありますか?
主な副作用として、注射部位の赤み、腫れ、かゆみなどが報告されています。
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)の使用上で警告されていることはありますか?
重大な副作用として、重いアレルギー症状が報告されているので注意が必要です。
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)の薬価はいくらですか?
デュピクセントⓇ︎皮下注300mgペンの薬価は、1キットあたり61,714円(記事作成時点)です。
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