アトピー性皮膚炎では、皮膚の赤みが消えたら、薬はやめてもいいですか?
赤みが消えても、自己判断で薬を中止せず、医師の指示に従いましょう。
アトピー性皮膚炎の治療は、症状が改善したからといってすぐに薬をやめると、再発する可能性があります。
医師は、薬の効果や副作用、患者さんの状態などを総合的に判断して、薬の量や種類、使用期間を調整します。
具体的には、ステロイド外用薬やカルシニューリン阻害外用薬などと併用し、一定期間(6か月を目安)症状が落ち着いている状態が維持できた場合に、医師の判断のもと、薬を一時的に中止することもあります。
しかし、実際には、症状を抑えるために薬の継続が必要な場合も多いです。
自己判断で薬を中止せず、必ず医師の指示に従い、継続的な治療を行いましょう。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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