アトピー性皮膚炎
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皮膚の赤みが消えたら、薬はやめてもいいですか?
一般内科
宮村 智裕 監修
回答
症状のぶり返しを抑えるために、塗り薬は続けましょう。
解説
症状がなくなった後も、ぶり返しを抑えるために塗り薬を続けるプロアクティブ療法を行っていきます。
ぶり返しが起こらなければ、2日に1回、週2回、週1回というように、塗る頻度も減らしていきます。
また、ステロイド外用薬を塗らない日はタクロリムス軟膏と保湿剤を塗る方法で治療を継続していく場合もあります。
いずれにせよ、薬の中止については必ず医師と相談して方針を決めましょう。
(参考文献)
ほかのアトピー性皮膚炎の質問
どの診療科を受診したらいいですか?
基本的に皮膚科を受診してください。子どもであれば、小児科で対応可能なことも多いです。
どのような人がアトピー性皮膚炎になりやすいですか?原因はありますか?
「アトピー素因」を持つ人がなりやすいです。
治療中に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
かゆい部位への刺激を避け、皮膚の清潔を保つことで、かゆみを生じないようにすることが大切です。
アトピー性皮膚炎を放置するとどうなりますか?
かゆみが強まったり湿疹の範囲が広がったりして、生活の質が低下していきます。合併症を起こす可能性も高まります。
アトピー性皮膚炎がなかなか治らない、ステロイド外用薬が効かない場合はどうしたらいいですか?
別の塗り薬を使う選択肢があります。
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