背中の痛みとアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の関連性について教えてください。
50代・女性のご相談
背中の痛みが続いており、具体的にどのような症状で受診すべきか悩んでいます。
現在、アトピー性皮膚炎とアレルギー性鼻炎の治療を受けています。突然、原因不明の右側の背中の痛みが3日間続いており、整体で施術を受けましたが、時間が経つと再び痛みが出てきます。
内科を受診したところ、「動いた時に伴う痛みは内臓が原因とは考えにくい」とのことで、整形外科を勧められましたが、診察は話のみでした。半年前にコロナに感染したことがあり、その影響があるのかどうかも気になります。
痛みのため、動きに制限があり、力も弱くなっています。どのように対処すれば良いのか、また、どのような治療法があるのか教えていただけると助かります。アドバイスをいただければ幸いです。
ご相談いただきありがとうございます。突然の右側の背中や胸の痛みで、不安なお気持ちになられていることと思います。少しでも安心していただけるよう、できる限りお手伝いさせていただきますね。
コロナウイルスに感染された後の症状についても心配されているかもしれませんが、今回の痛みはコロナ後遺症とはあまり関係がない可能性が高いです。とはいえ、心配なことは何でも医師に相談してみてください。
整体で一時的に痛みが和らいだものの、再び痛みが出てきたとのこと。内科では内臓が原因ではないと判断され、整形外科を勧められたのですね。お話を伺う限り、整形外科での診察が適しているように思います。
【考えられる原因】
- 筋肉や筋膜の痛み:長時間同じ姿勢を続けたり、無理な姿勢をとったりすると起こりやすいです。動かすと痛みが増すことがあります。
- 肋間神経痛:呼吸や咳、くしゃみで痛みが強くなることがあります。
- 背骨の問題:特定の姿勢や動作で痛みが強くなることがあります。
- 肋骨や肋軟骨の問題:軽い衝撃でも痛みが出ることがあります。
- 帯状疱疹:初期には痛みだけが出ることもあります。
- 胸膜炎:胸や背中の痛みの原因になることがあります。
【次のステップ】
- 整形外科を受診する:痛みの原因を特定するために、整形外科での診察をお勧めします。必要に応じて検査を受けると良いでしょう。
- 痛みの様子を記録する:どんな時に痛みが強くなるのか、楽になる姿勢はあるのかなどをメモしておくと、診察時に役立ちます。
- 日常生活での注意:痛みが強い時は無理をせず、楽な姿勢で休むように心がけてください。
【まとめ】
右側の背中と肋骨の痛みには、いくつかの原因が考えられます。コロナ後遺症の可能性は低いですが、心配なことは医師に相談してください。整形外科での診察を受け、適切な治療を受けることをお勧めします。どうぞお大事になさってくださいね。少しでも早く楽になることを願っています。
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