保湿剤でかゆみの症状が悪化するケースはありますか?
擦り込みすぎや、ひび割れや傷がある箇所に塗ると、保湿剤でひりつきやかゆみが出る可能性もあります。
保湿剤で、かゆみの症状が悪化するケースは、可能性としてあります。
比較的多い原因としては、保湿剤を塗る時に擦り込みすぎていることが挙げられます。
保湿剤を塗る際は、手を清潔にして適量を手にとり、手のひらでこすらずにやさしく塗ってください。運動後は、シャワーなどで汗や汚れをよく落としてから塗ってください。
また、ひび割れ・傷口・ただれがある箇所へ特にローションタイプの保湿剤を塗ると、ひりつきやかゆみが出る可能性があります。
軟膏タイプの保湿剤は、べたつくというデメリットはありますが、被覆性(皮膚を保護する能力)がローションよりも優れているため、おすすめです。
その他には、特に市販の保湿剤では接触皮膚炎(かぶれ)を起こしている可能性もまれにあるため、ご不安であればかかりつけの皮膚科を受診して相談しましょう。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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