アトピー性皮膚炎の人の割合はどれくらいですか?
年齢によって異なり、乳幼児で高く、年齢が上がるにつれて低下する傾向にありますが、成人でも一定の割合でみられます。
2000~2002年度の厚生労働科学研究によると、アトピー性皮膚炎の有症率は、
- 4ヶ月児で12.8%
- 1歳6ヶ月児で9.8%
- 3歳児で13.2%
- 小学1年生で11.8%
- 小学6年生で10.6%
- 大学生で8.2%
でした。
2006~2008年度の調査では、成人の有症率は、
- 20歳代で10.2%
- 30歳代で8.3%
- 40歳代で4.1%
- 50~60歳代で2.5%
でした。
全体的に女性の方が、男性よりも有症率が高い傾向にあります。
これらのデータから、アトピー性皮膚炎は、乳幼児期に多く発症し、成長とともに減少する傾向にあるものの、成人になっても一定数の方が悩まされていることがわかります。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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