アトピー性皮膚炎と乾燥性皮膚炎の違いを教えてください。
アトピー性皮膚炎はアレルギー性の皮膚炎で、乾燥性皮膚炎は皮膚の乾燥によって生じる皮膚炎です。
アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が、よくなったり悪くなったりを繰り返す病気です。多くは、アトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)を持つ人に発症します。
皮膚のバリア機能が低下しており、外からの刺激に弱いことや、アレルギー反応が関係していると考えられています。
子どものころに発症することが多いですが、大人になってから発症することもあります。
一方、乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性湿疹)は、皮膚の乾燥によって生じる湿疹で、特に冬期や高齢者によくみられます。
アトピー性皮膚炎も皮膚の乾燥によって悪化することがありますが、症状が出る場所や経過などから見分けることができます。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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