デュラグルチド(トルリシティⓇ)が週1回の理由は、なんですか?
この薬は半減期(血液中のお薬の量が半分になるまでの時間)が長いため、週1回の投与が可能です。
デュラグルチド(トルリシティⓇ)は、投与後に血液中のお薬の量が半分になるまでの時間(半減期)が、約108時間(4.5日)と長いため、週1回の投与が可能となっています。
このお薬と同様に、糖尿病治療薬の中でもGLP-1受容体作動薬に分類されるお薬は、短期作用型と長期作用型に大きく分類されます。
短期作用型に分類されるエキセナチドの半減期は1.4時間(1日2回注射)、リキシセナチドの半減期は2.5時間(1日1回注射)であり、毎日投与する必要があります。
一方、長時間作用型である徐放型エキセナチド製剤の半減期は24時間以上、デュラグルチドは108時間と長く、週1回投与が可能です。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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