ラスクフロキサシン塩酸塩(ラスビックⓇ)にはどのような副作用がありますか?
従来の同系統のお薬よりも副作用は少ないですが、下痢や白血球数減少などの副作用があります。
ラスクフロキサシン塩酸塩では、以下のような副作用が報告されています。
使用中は、これらの副作用の発現に十分注意する必要があります。
気になる症状があれば、すぐに医師・薬剤師へご連絡してください。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
- 白血球減少症(0.2%)
- 間質性肺炎(0.2%)
- QT延長、心室頻拍(いずれも頻度不明)
- 低血糖(頻度不明)
- 偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
- アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)
- 肝機能障害(頻度不明)
- 横紋筋融解症(頻度不明)
- 痙攣(頻度不明)
- 錯乱、せん妄等の精神症状(頻度不明)
- 重症筋無力症の悪化(頻度不明)
- 大動脈瘤、大動脈解離(いずれも頻度不明)
そのほか報告されている副作用(頻度:0.5~2%未満のもの)
- 下痢
- 好酸球数増加
- 白血球数減少
- ALT、γ-GTP(肝臓の数値)の上昇
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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