大動脈瘤
「大動脈瘤」とは、大動脈という太い血管がこぶのように膨らんでしまった状態です。原因としては動脈硬化が最も多いです。動脈硬化のリスクは主に喫煙歴や高血圧、肥満などによって高まります。強い胸やお腹の痛みがある場合は、救急要請するか救急外来を受診しましょう。それ以外の場合は、胸の痛みがあれば循環器科、腹痛や飲み込みにくさがあれば消化器内科、声枯れが見られる場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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大動脈という太い血管がこぶのように膨らんでしまった状態です。
原因としては動脈硬化が最も多いです。動脈硬化のリスクは主に喫煙歴や高血圧、肥満などによって高まります。
こぶが破裂し、場合によっては出血により亡くなる可能性もあります。
動脈硬化が原因となることが多いため、生活習慣に気をつけましょう。
大動脈のどの部分にも出来る可能性があります。
血管が破れることで激痛が生じるとともに、血圧が下がったり意識を失ったりして、命を落とすことも多いです。
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部位や大きさによりますが、小さいものでは内服による血圧等のリスク管理、大きいものでは手術が行われます。
大動脈瘤の大きさに応じて、内科的治療や手術を行います。手術を行った後は、リハビリなどを経て日常生活に復帰できますが、内科的治療の継続が必要です。
健康的な生活を心がけ、血圧が高くならないように気をつけましょう。
病状や部位によりますが、出血や創部(手術による傷)の感染、周囲の臓器の機能障害といった様々な合併症リスクがあります。
動脈瘤の場所、病状の緊急性、破裂の有無などによって危険度は異なります。
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