ナルデメジントシル酸塩(スインプロイクⓇ)は、オピオイド誘発性便秘症に効果がありますか?
はい。ナルデメジントシル酸塩はオピオイド誘発性便秘症に効果があります。
ナルデメジントシル酸塩は、オピオイド誘発性便秘症(OIC)に効果があります。
オピオイド誘発性便秘症(OIC)は、オピオイド鎮痛薬(トラマドール、ブプレノルフィン、オキシコドン、モルヒネなど)の服用によって、便秘の症状が生じる病気です。
これらのオピオイド鎮痛薬は、脳や脊髄などの中枢の神経に作用して鎮痛効果を発揮する一方、腸の働きを鈍くし、便秘を引き起こすことがあります。
ナルデメジントシル酸塩は、オピオイド鎮痛薬の鎮痛効果を弱めずに、オピオイド誘発性便秘症(OIC)による便秘を改善する薬です。
公開日:
最終更新日:
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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