非小細胞肺癌のステージⅣでEGFRやALKが陰性と言われました。ペムブロリズマブ(キイトルーダⓇ)の治療効果が出るまでの期間はどれくらいですか?
このお薬で効果が見られるまでの期間(中央値)は2.1ヶ月であったとの報告があります。
EGFR遺伝子変異・ALK融合遺伝子陰性の、転移している非小細胞肺癌(ステージIV)の患者さんを対象とした臨床試験で、ペムブロリズマブ(キイトルーダⓇ)で効果が認められた71例の患者さんでは、効果が現れるまでの期間(奏効までの期間)の中央値は2.1ヶ月(範囲:1.4~14.6ヶ月)であったと報告されています。
また、効果が持続した期間は29.1ヶ月であったとも報告されています。なお、こちらは PD-L1というタンパク質が、がん細胞に高い割合で発現している方での結果です。
ただ、治療効果の現れ方には個人差があります。治療効果が現れているかどうかは、定期的な検査で評価されますので、個別のケースについては主治医にご相談ください。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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