ホジキンリンパ腫
「ホジキンリンパ腫」とは、リンパ節に痛みのない腫れが生じる悪性リンパ腫の一種です。首や鎖骨、脇の下、鼠径部のリンパ節の腫れ、原因不明の発熱、体重減少、寝汗などの症状がみられます。これらの症状がある場合は血液内科を受診しましょう。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
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悪性リンパ腫の一種で、リンパ球ががん化し、リンパ節で増え、しこりをつくる病気です。
ホジキンリンパ腫は、適切に治療すれば予後が非常に良いがんの一種ですが、期診断と適切な治療が重要です。
ホジキンリンパ腫の治療や診断に関するガイドラインは、日本では日本血液学会が作成・公表しています。
20代の若年層において、ホジキンリンパ腫は比較的多く見られるリンパ腫のひとつです。
ホジキンリンパ腫を放置すると病変が進行し、臓器不全や感染症を引き起こし、死に至る可能性があります。
ホジキンリンパ腫は高い確率で完治し、特に限局期では5年無病生存率が85~90%です。
ホジキンリンパ腫の5年全生存率は、限局期で90%以上、進行期で80~90%です。
鎖骨上のしこりはホジキンリンパ腫を含む悪性腫瘍の可能性があります。
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解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
多くが無症状であり、首回りのリンパ節にできた痛みのないしこりで気づかれることがあります。
ホジキンリンパ腫の末期症状は、倦怠感や発熱、呼吸困難、臓器不全、感染症などが現れます。
初期は限局したリンパ節の腫れ、進行すると病変は横隔膜を越え、リンパ節以外の臓器への拡大がみられます。
ホジキンリンパ腫では発熱を含むB症状が現れることがあります。
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