非小細胞肺癌のステージⅣでEGFRやALKが陰性と言われました。ニボルマブ(オプジーボⓇ)の治療効果が出るまでの期間はどれくらいですか?
このお薬で効果が見られるまでの期間(中央値)は2.8ヶ月であったとの報告があります。
非小細胞肺癌のステージⅣで、EGFRやALK遺伝子に変異がない(陰性の)患者さんを対象としたニボルマブ(オプジーボⓇ)の臨床試験が行われました。この試験では、腫瘍が小さくなるなどの治療効果が確認されるまでの期間(奏効までの期間)が評価されています。
PD-L1というタンパク質の発現が5%以上の患者さんを対象とした解析において、ニボルマブを使用した場合での治療効果が現れるまでの中央値は2.8ヶ月(範囲1.2~13.2ヶ月)でした。これは、半数の患者さんで約2.8ヶ月までに効果が見られたことを意味します。
しかし、治療効果の現れ方には個人差があります。具体的なご自身の状況については、担当の医師に詳しくご相談ください。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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