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この病気のQ&A : 26件
肺がん
同義語
肺癌
「肺がん」とは、肺の細胞にできる癌(がん)のことです。喫煙・遺伝子の変異・粉じんの吸引などの背景がある人が肺がんになりやすく、放置すると死に至る危険な病気です。肺がんの初期症状としては咳や血痰など多いですが、初期症状がない場合も多いので、積極的に健康診断を受けましょう。主な診療科は呼吸器内科や呼吸器外科です。
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
肺がんについて
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肺がんの
病気について
肺がんとはどのような病気ですか?
気管支や肺胞から発生するがんのことです。
どのような人が肺がんになりやすいですか?
最も関連が深いのは喫煙です。他に、加齢、家族歴、粉じんの吸入などが肺がんのリスクとなります。
肺がんの生存率はどのくらいですか?
肺がんの5年生存率は肺がん全体で約40%です。
肺がんはどこに転移しやすいのでしょうか?
脳や肝臓、骨、副腎などへの転移が多いです。
肺がんの進行速度(転移の有無別)はどのくらいでしょうか?
肺がんの進行速度はその種類によりさまざまですが、その中でも全体の約15%を占める小細胞がんは、初診で転移が見られるくらい進行が早いです。
肺がんのステージ(転移の有無別)について教えてください。ステージ4(ステージⅣ)とはどのような状態ですか?
ステージⅣの肺がんは、がんが他の臓器や対側の肺に転移した状態です。
肺腺癌とは何ですか?
肺腺癌(肺腺がん)は、非喫煙者や女性に多い肺がんの一種です。
肺がんの
症状について
肺がんを放置するとどうなりますか?
症状が進行して体力が落ち、やがて死に至ります。
肺がんには初期症状(他の臓器への転移など)はありますか?
早期では症状がないことも多いです。咳や血痰などの症状が見られることもありますが、一見肺とは関係のない症状から肺がんが見つかることもあります。
肺がんの早期発見はできるのでしょうか?発覚のきっかけなどはありますか?
肺がんの早期発見は、多くが自覚症状はなく肺がん検診などがきっかけになります。40歳以上の人や喫煙習慣のある人は年に1度、肺がんの定期検診を受けましょう。
肺がんの末期だとどのような症状なのでしょうか?また、余命はどのくらいなのでしょうか?
がんによる痛み、咳、息苦しさといった症状が多いです。余命が数か月~半年以内と見込まれる場合に「末期」と判断されることが多いです。
肺がんの
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肺がんの
治療について
薬について
(参考文献)
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