ドキソルビシン塩酸塩(ドキシルⓇ)の副作用の出現時期はいつですか?
お薬の副作用の発現時期は、患者さんの病状や副作用の種類によってさまざまです。
お薬の副作用の発現時期は、患者さんの病状や副作用の種類によってさまざまです。ドキソルビシン塩酸塩(ドキシルⓇ)の副作用についても、種類によって現れる時期が異なります。
- Infusion reaction(点滴中のアレルギー様の反応)は、薬の点滴中または点滴が終わってから数時間から1日以内に現れることが多いとされています。点滴の速度を遅くすると症状が和らぐこともあります。
- 口内炎などの消化器系の副作用は、治療を開始して比較的早い時期に重い症状が出ることがあるため、特に注意して観察し、必要に応じて適切な対処を行うことが大切です。
- このお薬は、有効成分が体内で薬が長く留まるように設計されているため、特に皮膚障害(手足症候群など)やその他の毒性については、従来のドキソルビシン塩酸塩製剤と比べて、より長期にわたって現れる場合があります。
副作用について疑問点などがある場合には、主治医や薬剤師にご相談ください。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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