デュルバルマブ(イミフィンジⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
主な副作用として、発疹、そう痒症、咳、肺炎、上気道感染、下痢、発熱などが報告されています。
デュルバルマブ(イミフィンジⓇ)の主な副作用として、発疹(10%以上)、そう痒症、咳、肺炎、上気道感染、下痢、腹痛、発熱、筋肉痛(1~10%未満)などが報告されています。
また、まれではありますが、重大な副作用として以下のようなものが報告されています。
このような症状や気になることがある場合には、主治医または薬剤師に相談してください。
重大な副作用
間質性肺疾患(放射線肺臓炎を含む)(4.9%)
発熱、空咳、息苦しいなど
大腸炎(1.3%)、重度の下痢(1.1%)
嘔吐、腹痛、持続する下痢、何度も水のような便が出る、便に血が混じる、体がだるいなど
甲状腺機能障害:甲状腺機能低下症(8.6%)、甲状腺機能亢進症(6.3%)等
汗をかきやすい、胸がドキドキする、体がだるい、寒がりになるなど
副腎機能障害:副腎機能不全(1.1%)等
体がだるい、意識の低下、意識の消失、嘔吐、食欲不振、発熱、冷汗が出る、顔面蒼白、手足が冷たくなるなど
下垂体機能障害:下垂体機能低下症0.3%)等
体がだるい、頭がぼーっとしたり意識がうすれたりする、血圧低下など
1型糖尿病(0.3%)
体がだるい、のどの渇き、尿の量が増える、意識の低下など
肝機能障害、肝炎、硬化性胆管炎:AST、ALT、γ-GTP、Al-P、ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害(7.8%)、肝炎(2.6%)、硬化性胆管炎(頻度不明)
食欲不振、吐き気、嘔吐、体がだるい、白目や皮膚が黄色くなる、かゆみ、発熱、上腹部の痛みなど
腎障害:尿細管間質性腎炎(頻度不明)、糸球体腎炎(0.1%未満)、腎炎(0.2%)等
筋炎(0.3%)、横紋筋融解症(頻度不明)
手足のこわばり、手足のしびれ、脱力感、筋肉の痛み、息苦しい、赤褐色尿など
心筋炎(0.2%)
からだがだるい、発熱、吐き気、息苦しいなど
重症筋無力症(0.1%)
まぶたが重い、上まぶたが下がる、物がだぶって見える、筋肉の疲労感など
免疫性血小板減少性紫斑病(0.1%未満)
鼻血、あおあざができる、歯ぐきの出血、出血が止まりにくいなど
脳炎(0.1%未満)
発熱、頭痛、意識の低下、うなじがこわばり固くなって首を前に曲げにくい、両足のしびれ・まひ、尿・便が出にくい、尿・便失禁など
nfusion reaction(薬剤点滴投与時の過敏性反応)(1.7%)
呼吸困難、意識障害、まぶた・唇・舌のはれなど
重度の皮膚障害:皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%未満)、類天疱瘡(0.1%)等
まぶたや目の充血、唇や口内のただれ、発疹、みずぶくれ、発熱、かゆみの激しい水疱など
神経障害:末梢性ニューロパチー(1.0%)、多発ニューロパチー(0.1%)、ギラン・バレー症候群(頻度不明)等
運動のまひ、手足のしびれ、指先のしびれ、歩行困難など
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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