抗がん剤治療が効かない場合、余命(生存率)は低いですか?
一般的には、抗がん剤治療が効かない場合には、余命(生存率)は低くなることが考えられます。
肺がんは早期発見であれば手術によりがんを取り除くことが可能ですが、進行して広がりや転移がある場合や、体の状態によって手術が難しい場合には、放射線療法や薬物療法(抗がん剤治療)が治療の中心となります。
抗がん剤治療には、細胞障害性抗がん薬、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬などがあり、患者さんの状態やがんの種類に応じて単独、または組み合わせて使用されます。
ただし、これらの治療が効果を示さない場合や、他の治療法が適用できない場合には、病状が進行し、余命(生存率)が低くなる可能性があります。
治療効果や今後の選択肢については、医師と相談しながら最善のケアを検討することが重要です。また、緩和ケアを併用することで、生活の質を保ちながら過ごせる可能性があります。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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