高齢者が肺がんになった場合の進行速度はどのくらいですか?
進行速度は個々の患者さんによりさまざまであり、一概には言えません。
肺がんは、小細胞がんと非小細胞がんの2つに大別され、非小細胞肺がんはさらに腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんなどに分類されます。それぞれの種類によって進行速度や症状は異なります。
がんの進行速度は、種類だけでなく、患者さん個々の状態によっても変わります。高齢者であることが進行の速さに直接影響するわけではありません。
がんの種類に加え、患者さんの体力、免疫力、治療に対する反応、合併症の有無などが進行速度に影響を及ぼします。そのため、高齢者の場合でも進行が速いケースもあれば、遅いケースもあります。
診断後は、定期的な検査を受けながら適切な治療を進めることが重要です。医師と十分に相談しながら、治療方針を決めていくことをおすすめします。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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