HER2陽性肺がんでセカンドオピニオンを受けることは可能ですか?
セカンドオピニオンを受けることは可能です。
HER2陽性肺がんと診断された場合、セカンドオピニオンを受けることは、患者さんの正当な権利であり、可能です。特に、HER2陽性肺がんのような希少で、かつ治療法が急速に進歩しているがんの場合、セカンドオピニオンは非常に有意義です。
1. 専門性の高い知識が必要なため
HER2陽性肺がんは、非小細胞肺がん全体の2~4%と比較的まれなタイプです。そのため、すべての医師が最新の治療法(特に「エンハーツ」のような分子標的薬)の知見や治療経験を豊富に持っているとは限りません。専門性の高い医師の意見を聞くことで、最適な治療法を見つけやすくなります。
2. 治療選択肢を確認するため
現在の主治医から提示されている治療方針が、最新のガイドラインや臨床試験の結果に基づいた標準的なものであるか、あるいは他に検討すべき選択肢(臨床試験への参加など)はないかを確認できます。
3. 診断の再確認
HER2陽性肺がんの診断は、病理検査や遺伝子パネル検査によって行われます。非常にまれですが、判定が難しいケースもあります。セカンドオピニオンで病理診断も含めて再評価してもらうことで、診断の正確性を確認できます。
4. 納得して治療に臨むため
ご自身の病気や治療法について、複数の専門家の意見を聞くことで理解が深まります。最終的に主治医と治療方針を決める際に、ご自身が納得感を持って主体的に治療に参加できるようになります。


肺がんについて、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
肺がんについて、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。

病気の不安や悩みについて
AIがあなたの質問にお答えします

インタビューに参加すると、
5,000円分のAmazonギフト券プレゼント!
肺がんの疑いがある方や治療中の方を対象に、「オンラインインタビュー」を行なっています。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
肺がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです