肺がんを放置した場合の進行速度は1年間でおよそどのくらいですか?
肺がんの進行速度は種類で異なり、小細胞肺がんは1年以内に進行、非小細胞肺がんも放置で治療困難になる可能性があります。
肺がんは、小細胞がんと非小細胞がんの2つに大別され、非小細胞肺がんはさらに腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんなどに分類されます。それぞれの種類により、進行速度や症状は異なります。
一般的に、小細胞肺がんは他の肺がんと比べて増殖が非常に速く、短期間で転移しやすいとされています。一方、非小細胞肺がんは進行が比較的遅い傾向がありますが、これもがんの種類や患者さんの状態によって異なります。
肺がんを治療せずに放置した場合、種類やステージにより進行速度はさまざまですが、小細胞肺がんの場合、進行が非常に速く、数ヶ月から1年以内に生命に重大な影響を及ぼす可能性があります。
非小細胞肺がんの場合も、1年間放置するとがんが進行して治療が困難になるリスクがあります。進行を抑えるためには、早期の診断と治療が重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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