クリゾチニブ（ザーコリⓇ）では、どのような副作用がみられますか？

クリゾチニブ（ザーコリⓇ）の主な副作用には、間質性肺炎、肝機能障害、QT間隔延長、血液障害、視覚障害、消化器症状などがあります。以下に詳細を示します。

重大な副作用（括弧内は頻度）

• 間質性肺炎（2.1％）：肺の炎症で、息切れや咳が症状です。
• 劇症肝炎（頻度不明）、肝不全（0.2％）、肝機能障害（10％以上）：黄疸や倦怠感が現れることがあります。
• QT間隔延長（3.2%）、徐脈（10.1%）
• 血液障害：好中球減少症（21.2%）、白血球減少症（14.3%）、リンパ球減少症（4.5%）、血小板減少症（3.0%）
• 心不全（0.2%）

その他の副作用

• 視覚障害（59.0%）
• 悪心（50.9%）
• 下痢（48.4%）
• むくみ（34.8%）
• 疲労（26.8%）
• 食欲減退
• 腹痛

など

副作用が現れた場合は、すぐに医師や薬剤師に相談してください。