オシメルチニブメシル酸塩(タグリッソⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
皮膚障害、下痢、間質性肺炎、心電図異常、血液異常、爪障害などが見られます。
オシメルチニブメシル酸塩(タグリッソⓇ)では、以下のような副作用が報告されています。
投与中は、これらの副作用の発現に十分注意する必要があります。
重大な副作用
- 間質性肺炎(3.3%)
- 心電図異常:QT延長(7.4%)
- 血液異常:血小板減少(9.2%)、好中球減少(8.1%)、白血球減少(10.0%)、貧血(4.6%)
- 肝機能障害(8.5%)
- 重症な皮膚の障害:中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑(0.3%)
- うっ血性心不全(頻度不明)、左室駆出率低下(頻度不明)
その他報告されている副作用(頻度:10%以上のもの)
副作用がみられた場合は、症状、重症度等に応じて、お薬を休薬、減量又は中止することがあります。
その他にも気になる症状があれば、すぐに医師・薬剤師へご連絡ください。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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